藤沢西高、残念でしたね。
やはり横浜高校は強かった。
松坂がいたところだもんね。
全国から集めてくるところだもの、県立としては
そこと戦って点を取るだけでりっぱです。
きょうの朝日新聞に「篤姫」の高視聴率についての記事がありました。
この中で、瑛太演じる「尚五郎」が重要な役割を果たしている・・・
とありました。
ほかの登場人物と違って、資料もなく、人物像も定かでない人に
篤姫を慕う青年という役割を担わせ、
彼の目から中央政治を見ることで、とてもわかりやすくなっていると私も思います。
この記事にはありませんでしたが
天真爛漫な少女時代の篤姫が
女でありながら、「自分の目でしっかり世の中を見たい」という思いに至るときに
尚五郎の役割は大きく、
囲碁を打ちながら二人で語り合う場面は心ときめきました。
後の、家定と五目並べをしながら、心が触れ合う場面は
とても美しく、家定が死んでしまったことで
あの場面が見られなくなったことは寂しいです。
尚五郎と篤姫が同じ歳に生まれ
島津斉彬から色違いのお守りを授かり、のちに交換する運命的な出会いは
完全に宮尾登美子さんの創作でしょうが
篤姫を身近に感じる要素になっています。
「どんな時でもあなたらしく、強く生きていきなさい」と
樋口可南子演じる母の声が聞こえてきそうです。

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