「

メリークリスマス!」って
愛車のエンジンをかけた時に車から言われました。
私の車はしゃべります。
きのうは天皇誕生日でした。
テレビ番組の特集で
天皇の中学生時代にアメリカからやってきた英語教師のことを取り上げていました。
女性の英語教師は侍従長が病気と聞き、若き日の天皇に
「お見舞いには行かれたのですか?」と聞いたところ
天皇が、すぐ横にいた侍従の顔をうかがったのだそうです。
その様子を見た女性教師は
「自分で考えないところには尊厳は生まれない。
尊厳があって、はじめて平等になる」と言ったそうです。
人と人、国と国。お互い尊厳を認め合い、初めて平等になる・・ということですね。
このことを聞いて、民主党の小沢さんの訪中を思い出しました。
胡錦濤主席に大人数の党員と握手してもらい
2ショット写真を撮った、というあの騒動です。
小沢幹事長はえらく上機嫌だったそうですが
胡錦濤主席にずっと立っていてもらい、100何十回も笑顔で握手って
まるで物扱いです。
ミッキーマウスかなにかみたいだと思いました。
ミッキーマウスの方が握手してもらう側が感激するかもしれません。
胡錦濤主席と一緒にとった写真がどれだけの力を持つかわかりません。
撮ってもらっていた議員さんたちも、嬉しかったのでしょうか?
相手を物(it)として扱わない、と言うことが
お付き合いの基本だと思うのですが・・
話が飛びますが
確かに、物(it)として扱われたほうが気楽なときもあります。
お金を出して、サービスを受けるときや
交通機関や人ごみの中など
何も考えず、物に徹するほうが疲れず、軽い気持ちになれたりします。
その時だけの関係だからですね。
物として扱われることを好む人もいます。
しかし、家族や友達、師弟など
itではなくHeやShe、Youと呼び合える付き合いは大事だと思います。
大事な人と過ごしたい日、クリスマス。
クリスチャンではないのですが・・。

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