玄関脇に植えてあったインパチェンスが霜で萎れてしまいました。
暑い夏から、ずっと咲き続けてくれたことが奇跡です。
全部抜いてしまうと、玄関脇が寂しくなりました。
駒寄のカネコ園芸にビオラの苗と
墓参りのお花を買いに行きました。
我が家は喪中なので、
世間がお正月の準備で花屋も忙しいことを忘れていました。
カネコ園芸は数人のアルバイトの方と
お正月用の切花を求めるお客さんで溢れかえっていました。
ビオラの苗を選び、順番を待っていると
いつもは穏やかなご主人の声が荒立っています。
「おい!母さん!伝票をこんなところに置いていいのか!」
奥さんも
「それは終わった分だから・・・」
ご主人
「もう届けたのか?」
奥さん
「今、見るからちょっと置いといて!」
奥さんが困ったような顔でこちらに目配せをしてきます。
私が「あと3日。あと3日の辛抱だから・・」と言うと
「そうよね」と諦め顔でお客さんを捌いていました。
「こんな時期に鉢植えを買いに来て、ごめんね」と
恐縮してしまいました。
日本はどうしてこんなに急かされたような気分になるのでしょう?
別に今でなくてもいいのですが
お風呂洗いのスポンジを新しいものに換えようと買いに行くと
「洗剤のいらないスポンジ」というのを高い値段で売っていました。
洗剤売り場には
「スポンジのいらない洗剤」というのも売っています。
そのうち、「スポンジも洗剤もいらない浴槽」というのもできるでしょう。
そのうち、「主婦のいらない住宅」なんてできるのかなあ?

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