カワセミを捜す前に樹木に留ったセミの羽化の始まりを発見。

普通は夜中にするそうで、このセミは寝坊したのか
遅れをとってます。

背中のファスナーが開いて、窮屈な洋服を脱いでいるようです。
こないだ、久しぶりに着た喪服がこんな感じでした。
昨日撮ったカワセミ。産まれて間もないです。
カワセミ先輩のお話では、
自分でまだ餌を捕れない様子で親を待っている感じなのだとか…。

脚もまだ真っ黒ですね。
きょうのめだか池。
オスの若です。

飛んでいった先に、もう1羽。
こちらもオスです。ちょっと怒っています。

2羽一緒に写らないのが単焦点レンズの困った所。
この2羽のほかに、オスの若がもう1羽来ました。

脚の皮の剥け加減が3羽とも同じくらいです。
ああ、名札をつけたくなってしまう〜。
最後に来たのが一番のオチビチャン。
自分で餌を捕るのが悉く下手。10分くらい見てましたが
1匹も捕れませんでした。
時々、上を向いて「ピー」と親を呼ぶようなしぐさをします。
そんなこんなで30分。セミはすっかり出てきました。

こんなにそっくり返っても、落ちないのは
細い糸が何本か抜け殻とお腹を繋いでいるのです。
…とそのとき、お散歩の初老の方が
「おう、手伝ってやる」と殻から取り出してしまいました。
「え〜!自然に無駄なものはないのに。きっとこのプロセスが大事なのに」
まだ羽も乾かないうちに、出されちゃいました。
青いおしっこ?が綺麗でした。


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