数日前
夫の遠い親戚、もうすぐ93才が緩和ケア病棟に入院したとの知らせを受け
大阪・枚方まで行って来ました。
夫の伯母(生涯独身だった)が養女をとり
その養女が92才まで一人暮らしでした。
デイケアと入院で何とかやって来ましたが、その日が近くなりました。
ベッドの横には私よりもっと遠い親戚の女性がずっと居てくれていました。
初めましてのその方は「私が見届けるから」と。
93才は頭がしっかりしていて冗談を言います。
「おばちゃんは肌が白くてシミもシワもないね」
というと
「今からお嫁に行けるやろか?」
「やっとげっぷが出てすっきりしたね」というと
「このげっぷでは何にも買われへんけどな」
「食べたら復活するよ」というと
「それも困るな」
「遠い所大変やったな」とひとを気遣うほど余裕があるので
まだ大丈夫、と帰って来ました。
今朝、暗かったですが遊子さんは元気でした。


6