アマモマーメイドプロジェクトとは

「小浜湾を魚あふれる豊かな海に!」を合言葉に、小浜水産高校の生徒たちと市民が一緒になって2005年2月から進めている、小浜湾の環境回復に向けた取組みです。
このブログではプロジェクトの進捗状況と、それを支えるアマモサポーターズの活動を中心に紹介します。

2007/8/27

放流と調査を終えて  サポーターズ

今回のヒラメの放流と調査は、結果だけを見れば大失敗!!!
でも「とにかく今年は実験的にやってみよう!」という趣旨からすれば大(?)成功!
「初めてのことをするのって、たいへんなことだ」と改めて思い知ったのと同時に「難しいからこそ、うまくいかないからこそ、いろんな人が助けてくれるんだなあ」と思いました。
そして何より「楽しかった!」大人になってからこんな自由研究みたいなこと、なかなかできません。

高校生がやり始めた小浜湾アマモマーメイドプロジェクト。
当たり前のことですが、高校生としてできることには限界があります。本当に美しい海を取戻すには、その先を手がけてくれる人たちが必要です。

これまで栽培漁業センターの職員の方が個人的にサポーターとして協力してくれていたのですが、今回の放流と調査には、栽培漁業センターさん自体が組織としてバックアップしてくれました。また、これまで県立大学の先生方には、一般的なこととしていろいろ教えていただいたりアドバイスをいただいたりしていたのですが、今回は実際の調査の協力をしていただきました。

私たちは本当にヒヨッコで、「海」というフィールドを前にして「自分たちでは何もできない」と落ち込むこともあります。でも、「とにかくやってみよう」と動き出すことで、いろんな方々の協力が得られるようになって進んでいくんだ、と今回改めて思いました。

様々な形で協力してくださった方々、そして資金面で支えてくれている「トヨタ環境活動助成プログラム」の存在に改めて感謝しています。

2007/8/27

サーフネットを曳いてみる  サポーターズ

追跡調査が思いのほか早く終わったので、場所を変えて、甲ヶ崎の天然アマモ場でもちょっと調査をして見ることにしました。実は魚類調査用に鳥取漁協さんが貸してくださった「サーフネット」というのを一度使ってみたかったのです。
鳥取漁協さんは宍道湖の隣りの中海(なかうみ)でアマモの定植活動をされており、今回、魚類調査の相談をしたところ、自分たちが調査用に使っているという「サーフネット」を快く送ってくださったのです。
http://www.sakaiminato.com/site/page/new/news/200610/amamo/

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「サーフネット」とは網に浮きが付いていて、海面の表層から中層にかけての生物を捕まえることができます。ヒラメの追跡調査では、ヒラメは海底にいるため、この網は使いませんでしたが、一般的な藻場調査では使われているようです。
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実際に網を曳いてみると・・・
枯葉になりかけているアマモとアマモについている糸のような藻がたくさん採れました。魚はスズキ君が一匹・・・
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改めて、陸上の植物より一足二足先に、海では落ち葉の季節がやってきていることがわかりました。

2007/8/27

8/10 追跡調査2日目  サポーターズ

悪戦苦闘のヒヨッコ調査チームに強〜い味方!初日の調査を見に来てくれた県立大の富永先生が「明日はうちの船を出して網を曳いてみましょう」と言ってくださったのです。

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湾の向こう側から5分もかからずにやってきて、慣れた舵さばきで網を曳いてくれました。さすが毎週調査で海に出られている方は違います。
そして、成果は・・・
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エビとカニとウミウシとタツノオトシゴとヨウジウオとハゼと・・・あれ、何の調査だったっけ?
はい、調査対象のヒラメは一匹もかかりませんでした。残念!

みんなでお疲れさん!のスイカを食べながら、暑かったこの3日間の労をねぎらい、10日後、20日後に予定していた追跡調査の中止を決めました。

2007/8/27

8/9 追跡調査1日目  サポーターズ

さて、昨日のヒラメはどうなっただろう、とまずは潜って目で確認。「いない」「あ、1匹いた!」と4、5人でようやく2匹ほど確認。
続いて投網を広げて、渡・本村の女性チーム二人で曳いてみました。

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放流した地点からは、一夜にして、ヒラメはいなくなっていました。残念!

気を取り直して、テトラポットの外側でも網を曳いてみることに。

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テトラポットの外側は急に深くなっており、タンクを背負った二人がウエイトをたっぷりつけて入りました。しかし、視界がまったく利かず、1m離れた相手がどこにいるかもまったくわからない状況。写真を撮りに入った私も、すぐそこにいるはずの2人が見つからず、恐くなってしまいました。
結局、網を曳こうにも、どっちに進んでいるか互いにわからず、新兵器のダイブトークで指示を出そうとするのですが、とにかく見えない!
で、残念ながら作業中止となりました。

2007/8/27

8/8 ヒラメの放流  サポーターズ

「アマモ場を魚がどんな風に利用するのか知ることができれば」と栽培漁業センターから分けていただいたヒラメの稚魚を放流して、追跡調査をしてみました。
6月頃からいただいていた話なのですが、時期はいつがいいか、どこに放流するか、ヒラメでいいのか、調査方法はどうしよう、など実際にやるとなると考えないといけないこと、調整の必要なことがたくさんありました。
正直なところ、途中で投げ出したくなる事態も多々ありましたが、「とにかく今年は実験的に、できることをやってみよう!」と前向きに励まし合いながら、なんとか実施に漕ぎつけました。
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ダイビング部員たちと一緒に85mmのヒラメの稚魚1200尾を西津漁港横の定植地に放流しました。
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ヒラメはバケツから放されると、泳ぐというわけでもなく、木の葉のようにヒラヒラと底まで落ちていって、そのまま海底でじっとしているものがほとんどでした。

2007/8/5

試験放流と調査について  お知らせ

アマモ場には水質浄化のほかに「海のゆりかご」としての役割があると言われています。その役割を確かめるために、西津漁港横の定植地にて、下記の日程でヒラメの稚魚の試験放流と追跡調査をすることになりました。

◆試験放流
 8月8日(水) 午後 
◆追跡調査
 8月 9日(木) 午後
 8月10日(金) 午後 
 

 (10日後・20日後の調査は中止になりました)

いずれも平日ですが、お手隙の方はのぞいてみてください。
なお、岸壁内への立ち入りは滑らない靴を着用し、足元に注意して見学してください。
安全管理は自己責任にてお願いします。

2007/8/4

魚がいっぱい!  

試験放流の下見のため、このところ何度か西津漁港横の定植地を訪れています。
3年間この場所で定植を続けているので、随分アマモが茂っています。

毎日お孫さんと散歩をされている近所の方は「明らかに魚が多くなった。やっぱりアジモ(アマモのこと)は効果あるなあ」「卵を産みつけとるんやと思うけど、ハゼの子とか小魚の群れが多いわ。ヤドカリも多くなっとる」と。
話をしている間も小魚の群れで海面がしょっちゅう波立っています。

小魚を追ってか、かなり大きなボラが入って来ているのを私も何度か見ています。
Wさん情報によると、今日はウミタナゴ、ヘラヤガラ、ナシフグなどがいたそうです。
http://www.daiwaseiko.co.jp/fishing/fish/sea/umitanag.html
http://www.umi.muse-tokai.jp/encyclopedia/fish/hrygr.html
http://www.pref.kagawa.jp/suisan/flash/suisan/kagawanosakana/hugu/nagoyahugu/nagoyahugu.htm

みなさんも散歩がてら見に行ってみてください。
なお、光の角度で午前中のほうがよく見えるようです。
堤防の内側に入る場合は藻で滑りやすくなっているので気をつけてください。



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