アマモマーメイドプロジェクトとは

「小浜湾を魚あふれる豊かな海に!」を合言葉に、小浜水産高校の生徒たちと市民が一緒になって2005年2月から進めている、小浜湾の環境回復に向けた取組みです。
このブログではプロジェクトの進捗状況と、それを支えるアマモサポーターズの活動を中心に紹介します。

2010/8/21

音海(おとみ)で潜ってきました!  WAKKA

8月20日、高浜町音海半島周辺で海藻の調査をしてきました。
地元の渡船業「ウミック」さんから「近年、海藻が急に減ったんだけど、どうにかならないだろうか」という相談を受け「とりあえず、様子を見てみましょう」ということでダイビングクラブのみんなで潜りに行きました。
クリックすると元のサイズで表示します

音海半島の外側と内側の4ポイントを回ることにして、ウミックさんの高速艇でいざ、海へ。
クリックすると元のサイズで表示します

青空に波しぶき! 気持ちいいです。
まずは、半島の外側2ポイントへ。
クリックすると元のサイズで表示します

音海半島は全体に人の手があまり入っておらず、常緑樹が茂り、いい感じ。
海の中は・・・
クリックすると元のサイズで表示します


クリックすると元のサイズで表示します

半島の付け根部分では、山を切り崩した工事のせいか、少し土砂による被害があるようですが、半島の先の方は健全なガラモ場がありました。海底6M付近の砂地では、アマモやウミヒルモの群落もあったそうです。

しかし、半島の内側に回り、中ほどまでやってくると…
クリックすると元のサイズで表示します

海藻がほとんどなくなり、真っ白な海底に黒いウニの姿ばかりが見えます。しかも、そのウニとは…
クリックすると元のサイズで表示します

半数以上がガンガゼ。(写真右) 本来ならムラサキウニ(写真左)の生育域であるはずが、沖縄などの南の海に棲むガンガゼが優勢になりつつあるのです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%82%BC
これはヤバイ感じ。海水温も33℃という異常な高さ。近くにある高浜原発の温排水の影響が大きいと考えるのが自然でしょう。
それにしても、3年くらい前まではこんなにひどくなかったということなので、ここ数年、何が起こっているのでしょうか?

海藻は夏に枯れ、冬から春にかけて育っていきます。今回の調査だけでは何とも言えないので、今後、季節ごとに潜って経過を見てみたいと思います。

2010/5/18

どんぶらこin名田庄・集楽庵  WAKKA

5月16日(日) 森んこさんが茅葺き屋根を復活させた名田庄の納田終(のたおい)地区・老左近(おいさこ)の集楽庵(しゅうらくあん)で、久しぶりの「どんぶらこ」をしました。
クリックすると元のサイズで表示します

若狭水紀行・どんぶらこが始まったのはちょうど2年前。昔の名田庄の川がどんなに素晴らしかったかを地元の釣り名人からお聞きしました。
そのとき話題に上ったのが、近頃の川の「赤にごり」の話。
あれから2年、そのとき聞き手の一人だった田原先生(県立大海洋生物資源学部)と大学生たちが実態調査をし、今回その結果を報告してくれました。
クリックすると元のサイズで表示します


砂防ダムが及ぼす影響を調べるために、ダムの上流、ダム湖の中、ダム直下、下流2ヶ所でそれぞれ川の濁り具合や魚の生息数を調査した結果、ダムにたまった泥が下流のある地点に集中的にとどまっていることがわかりました。
その地点とは、なんとこの集楽庵の前なのです。里山の暮らしを復元して、子どもたちに自然の中でいっぱい遊ばせたい、もちろん川遊びも、ということで整備したにもかかわらず、いざ、夏になって川遊びをしようとしたら、あまりに川がドロだらけで汚くて・・・。と代表の萩原さんは嘆いています。

しかし、この調査では思いがけない結果も。
「ドロだらけで魚なんかとても棲めない」と思っていたのに、調査してみたら意外と魚はたくさんいました。アユは石に生えるコケを食べるので、泥が石を覆うこの地点には上がってきませんが、それ以外の魚は意外とたくさんいるようです。
この結果に萩原さんは複雑な思い。「魚がいるとわかったのはうれしいけど、本来なら渓流であるべき場所。やっぱりこのままじゃ、川遊びはできない…」

もうひとつ意外だったのは、ダム湖の底の泥の調査。
「きっと堆積物が腐ってヘドロになっているに違いない」と思っていたのですが、ほとんど臭いのないあっさりした(?)泥でした。

な〜んや、心配することないんや〜、と思ったのもつかの間、続いて同じく県立大の青海先生から「黒部川ダムの排砂問題」の話。
クリックすると元のサイズで表示します

立山連峰から富山湾に注ぐ黒部川。水がきれいなことで有名ですが、年に一回、ダムにたまった砂を一気に流すんだそうです。その量、毎年何十万立方メートル。十万立方メートルとは、100m×100mの広場に10mの高さで砂や泥がたまった量。濁流が海に広がっている様子は衛星写真でもはっきりととらえられます。
わかめや刺し網漁に被害が出ていて、地元の漁師さんたちが裁判を起こしています。
青海先生は数年前から、ダム排砂が漁業に与える影響をいろんな角度から調査しておられ、その結果を今回聞かせてくれました。

その結果は驚くことばかりだったのですが、特に印象に残ったのは、採取したダム排砂に海水を入れてしばらく置いておいた実験の結果です。
クリックすると元のサイズで表示します

右に行くほど棒グラフが伸びているのがわかりますが、15度、20度、25度と水温を上げていくにつれて硫化水素(卵が腐ったような臭い)の発生量が増えています。
つまり、水温の低い真水のダム湖の底では堆積物は腐らず、害のないものに見えるけど、それが海に流れてある程度の水温になればヘドロ化する、ということです。
ということは、名田庄の砂防ダムから流れ出す泥も、その地点では大丈夫でも、小浜湾までやってきたら・・・。 ん〜!やっぱり放っておく訳にはいきません。

講座ではその後、実際の川での生物調査の様子を見せてもらいました。

クリックすると元のサイズで表示します

背中に背負ったバッテリーで感電させて一網打尽。「毎日やってますから」と手慣れた様子の大学生。見学者からは「わしもやりたい!」の声、多数。(今回は調査のため、特別採集の許可を取って実施しています。無断でやるとお縄になります)
クリックすると元のサイズで表示します

清流にすむカジカ(ゴリ)やアカザなど、たくさん採れ盛り上がりました。
カジカガエルの声も聞こえました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B8%E3%82%AB_(%E9%AD%9A)
http://fishing-forum.org/zukan/mashtml/M001427_1.htm
http://hitohaku.jp/education/frog/zukan/kajika.html

講座の後、萩原さんがダムの上流の山を案内してくれました。
皆伐された私有林から土砂が流れ出していました。ダムも問題だけどその上の山もなおさら問題。ため息が出ます。(と言いながら、ちゃっかりワラビを採って帰って夕食にした私でした)
どんぶらこ〜どんぶらこ〜 次はどこへ行くのやら。
クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します

2010/3/20

天橋立に視察に行ってきました♪  WAKKA

3月19日、森んこさんのお誘いで、WAKKAの面々5人で天橋立は与謝町(よさのちょう)に視察に行ってきました。
山の上の公園から見るこの景色、さすが日本三景美しい限り。クリックすると元のサイズで表示します

ところが…天橋立の西側の海、阿蘇海(あそかい)は見ての通りの内海。どうやら汚れが激しく随分前から問題になっているようです。
そして、お尋ねしたのは「NPO法人 丹後の自然を守る会」。
http://tangonoshizen.com/xoops/
代表の蒲田さんにご案内いただき、すぐ近くの海岸へ。(写真一番奥の方)
クリックすると元のサイズで表示します


続きを読む

2009/9/20

わかさWAKKAフォーラムin白樫祭のおしらせ  WAKKA

10月3日(土)4日(日)に福井県立大学小浜キャンパスで開催される大学祭「白樫祭」で「わかさWAKKAフォーラム」が同時開催されます。
「わかさWAKKAフォーラム」が当初から掲げている「山川里湖海☆人 ふるさとに夢と元気を!」というキャッチフレーズと、海洋生物資源学部が学部化にあたり掲げている理念「山・川・里・海連関学」とが、かなり近いことから、今回のコラボが実現しました。

若狭を中心に活動している50余りの団体から出展があるほか、講演会や活動報告会などが開催されます。

小浜水産高校からは「海から見つめたわかさ再生 海・川・山プロジェクト」というテーマで、アマモをはじめ、水産高校が取り組んでいる様々な活動のパネル展示があるほか、「未来につなぐ!活動報告会」でも報告があります。

アマモサポーターズからは、昨年から始めている天然アマモ場での生育調査の途中経過がパネル展示されるほか「未来につなぐ!活動報告会」のコーディネーターとして、西野が司会をします。

3日4日ともに盛りだくさんの内容ですので、お時間見つけて是非お越しください。

主な内容
・パネル展示・物販・体験教室 3日・4日 10:00〜16:00
・催し物   
 3日 13:30〜 畠山重篤氏講演会「森は海の恋人 20年の軌跡」 
    14:40〜 未来につなぐ!活動報告会
    
    16:30〜 南ぬ風人まーちゃんバンドコンサート
 4日 10:00〜 CONE福井「わかさ自然体験フォーラム」

詳細はこちらをご覧ください。
http://blue.ap.teacup.com/amamo/html/wakka2009.pdf

2008/8/13

海のシルクロード  WAKKA

クリックすると元のサイズで表示します

「海のシルクロード」という素敵な名前の塩をいただきました。社会福祉法人コミュニティーネットワークふくい(Cネット)さんが障害者と高齢者の生きがいつくり推進事業として、加斗で作っている天然塩です。
小浜湾の海水を薪でじっくり煮詰めて作られたもの。海の恵みが凝縮されています。

舐めると甘い!


続きを読む

2008/6/2

どんぶらこ第1回「川は地球の血管や」  WAKKA

クリックすると元のサイズで表示します

6月1日、小浜ではクリーン作戦、名田庄では南川のヨシ刈りの日。
いいお天気になったので、朝からみなさん、ひと働き。
「どんぶらこ」のメンバーもそれぞれひと汗かいてから、あっとほーむ・いきいき館へ。これから2年半にわたる水紀行の始まりなので、ワクワク、ドキドキ。

今回は「囲炉裏端でおじいのヨモヤマ話を聞く」という雰囲気にしたいので、参加者は多すぎず、少なすぎずの30人くらいが理想。さて、どうなることでしょう。

1時過ぎ、ポツリポツリ・・・ポッポッポ。うわあ、知らん人がどんどん来る〜!
さすがに名田庄までやって来た甲斐がありました。アマモの催しでは見ない顔が次々。結局、参加者は30人。スタッフ含め約40人。理想の滑り出しとなりました。

続きを読む

2008/4/27

写真講座に行ってきました  WAKKA

曇りの予報が外れ、朝からいいお天気。今日は若狭森林の会主催の写真講座に行ってきました。

Why?@
こうやってブログを書いていると、自分の写真のヘタさ加減が気になるのです。もうちょっとどうにかならんもんかい!と。
Why?A実は今日の講師の桝野正博さんとは、20年来の再会なのです。
http://kazesan.exblog.jp/
クリックすると元のサイズで表示します

私は金沢のダイビングショップでバイトしていたことがあって、そのとき、お店のツアーで沖縄・慶良間諸島にご一緒したことがあるのです。
当時見せていただいた桝野さんの写真はとてもインパクトがあって、それ以来ずっと私の中での写真家ナンバー1はこの方でした。
私はダイビングが縁でアマモの活動を始めたので、私のルーツに近いところにいらっしゃる方とも言えます。

まず、鹿島の蔵夢に集合して心構えなどお聞きし、その後外に出て、歩きながらの講座となりました。
クリックすると元のサイズで表示します

海岸通りをぞろぞろ歩きながら、視線の高さを変えること、光と影、逆光を生かすことなどを教えてもらいました。 


続きを読む

2008/2/17

WAKKAのブログを立ち上げました  WAKKA

わかさWAKKAフォーラムの活動を内外に発信していくべく、ブログを作りました。
http://sky.ap.teacup.com/wakka/

今のところ、WAKKAのメンバーや関連のイベント情報が中心です。
特に週末はイベント満載なので、若狭の自然や歴史、伝統文化に触れたい、と思ったらのぞいてみてください。
また、イベントの報告や感想、情報提供もお待ちしております。

2007/12/23

食育フェア盛況でした!  WAKKA

12月22日、小浜市市民体育館で「御食国若狭おばま食育フェア」が開催され、わかさWAKKAフォーラムの面々で出展しました。
私たちは「ふるさと発 人にも自然にもやさしい食べ物を」をテーマに、10月の「やさしさ宅急便」での「おひさまカフェ」のメンバーを中心に出展しました。
クリックすると元のサイズで表示します


有機や無農薬・減農薬の米や野菜、地場産品で作ったお寿司やお餅は売れ行き上々でした。
クリックすると元のサイズで表示します


今回の新しい試みは「アトピッ子部会」の設立。アトピッ子の子育てをしてきた経験者のお二人が中心に、展示と試食のコーナーを作ってくれました。
クリックすると元のサイズで表示します


全体テーマの「お正月」に合わせて、アトピッ子のためのおせち料理。豪華です!
クリックすると元のサイズで表示します


更に、舞鶴で活動しているアトピッ子の親の会「おにぎりクラブ」の皆さんが作ってくれたクリスマス用のケーキやパン。牛乳も卵も使ってないけど、おいし〜い!!
クリックすると元のサイズで表示します


大盛況で1日中、試食や相談の人が絶えず、改めて、ことの深刻さを感じました。

WAKKAフォーラムでは、2月24日(日)にアトピーやアレルギーに関する講演会を開催する予定です。「かくたこども&アレルギークリニック」の角田和彦先生をお招きします。
http://homepage2.nifty.com/smark/
詳しくはまたお知らせします。






teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ