W杯予選で勝っていっているとはいえ試合内容は決して良いとはいえないジーコジャパン。
この欧州遠征をきっかけにチームは良くなるのか?
今日の相手はハンガリー。
FIFAランキングでは日本の26位に対してハンガリーは72位とランキング的には日本上位なのですが、このFIFAランキングというのがあまりあてにならないところもあり決して楽な試合にはならないはず。
この試合日本は欧州組がまだ合流していない為国内組だけでのメンバー構成。
システムはJリーグでも最もやりなれている3バック。
今日は三都州が左サイドバックではなく左サイドという事で攻撃力に期待。
試合はよく言えば緊迫した展開、悪く言えばお互い攻め手が見つからずだらだらした展開。
そんな日本は両サイドの三都主、西らがクロスを放り込むもハンガリーの高さのあるDFに跳ね返される。
ハンガリーの攻めもこれといって恐さは無く、田中、茶野、坪井の急造3バックでも十分に対応できる感じでした。
ただ日本はバックパスをカットされそこからゴール前まで持ち込まれたりといまいち流れに乗れない。
前半最大のチャンスは25分のFK、三都主が蹴ったボールは左ポストに当たり惜しくもゴールならず。
前半は結局0−0で終了。
後半開始、日本の選手交代はなし。
試合が動いたのは後半8分、ハンガリーはFKからゴール。
高さを警戒していた中低いクロスで裏をつかれた感じでした。
日本は西に代えて加地、福西に代えて三浦を投入。
しかし流れはなかなかやってこない中またしてもFKから失点。
坪井のあたりの弱さが出てしまった場面でした。
追い詰められた日本はいまいちボールに絡めない藤田に代えて本山を投入。
すると流れは日本に、後半30分に玉田、32分に久保が連続ゴールで同点。
まあ、これは相手GKのポジショニングが悪かったのもあるんですけど。
試合はこのまま同点で終わると思われた後半ロスタイム。
なんと茶野がPE内でファール。
このPKをきっちり決められ試合は2−3で終了。
このファールに関してはいろいろあると思うけど、アウェーだし、綺麗にボール繋がってフリーだったし、後からだったしファール取られても仕方なかったですね。
しかしこの試合は意味がある試合だったのか?
試合を見ていてなんだかそう思ってしまう試合でした。

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