アテネ五輪に向けたメンバー選抜の前の最後の試合。
当然選手たちにとっては最後のアピールの場で気合も入っているでしょう。
日本は当落線上のメンバーと思われる選手たちが多数スタメン。
日本は序盤から激しいプレッシング、しかしその面ではチュニジアがやや上回っていた印象。
さすがナイジェリア、セネガル、エジプトを破って五輪出場を決めたチュニジア。
お互いタフな展開で点が入らないまま時間は過ぎっていって前半ロスタイムも終了直前、なんとGK曽ヶ畠痛恨のファンブル。
これを押し込まれなんと日本ビハインド。
これは痛すぎる、前半終了まで1分切っていた時間、しかもミスしたのはオーバーエイジで召集される曽ヶ畠。
なにやってるんだか・・・
後半開始、日本は4人選手交代。
最後のテストの場という事で山本監督もいろいろ試したいんでしょう。
その交代で前半の3バックから4バックにシステム変更。
しかしこれが全くといっていいほど機能せず。
A代表もそうですけど、4バックにしてもいいサイドバックの選手がいないんですよね。
後半はなんだか見ててつまんない試合でした。
攻めもほとんどロングボールを平山に当てるだけ。
こぼれたとこ勝負といった感じでしたけど、周りと息が合っていないのか、それとも動いてないのか、恐らくどっちもなんでしょうけど上手く繋がらないし。
もっとサイドを深く抉ってクロスを上げたいところですが両サイドバックも本職ではない為動きがいまいち。
4バックに3トップで、右サイドの石川の動きも味方にかぶって見せ場無し。
後半ほとんど日本はチャンスらしいチャンスも無し。
チュニジアは単調な日本の攻めに上手く対応していた感じでした。
試合はそのまま0−1で日本敗北。
この試合はちょっといろいろ試しすぎて全然見えてこなかったというのが僕の印象です。
まあテストマッチを上手くフル活用したといえばそうとも言えるんですけど。
それでももちょっと形を見せて欲しかったですね。

0