日本のメダルラッシュに沸いた大会も終わりましたね。
今大会で印象に残っている出来事を書き残しておこうと思います。
柔道
野村選手前人未到の3連覇など日本メダルラッシュのけん引役となりましたね。
井上選手まさかの敗退もありましたが、14階級中8つの金メダルは立派です。
特に谷選手の「田村で金、谷でも金」の有限実行には参りました。
体操
僕は体操見るの結構好きでなんですよね。
団体で金メダルを獲得したんですけど、その最後の演技となった富田選手の鉄棒の着地が決まったときは感動でした。
今でもニュースなどであの場面を見ると身震いがします。
「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ!!」
種目別でも銀一つ、銅二つ獲得、体操ニッポン復活といってもいいんじゃないんでしょうか。
水泳
この競技もメダルラッシュとなりました。
男子100mメドレーリレーの銅メダルや自由形初の金メダリストとなった柴田選手(800m自由形)などなど。
そんな中でもやっぱりこの人なしにはこのメダルラッシュもなかったでしょう。
100m、200m平泳ぎ2冠の北島選手。
ほんとによくやてくれました。
「超〜気持ちい〜」
アーチェリー
20年前のロス五輪で銅メダルで今回銀メダルの山本選手。
キャラも面白くて一躍中年の星ですね。
次は本人も言うとおり、20年かけて金メダルを取ってもらいましょう。
野球
非常に残念です。
これがアマで臨んでいる大会だったら銅メダルおめでとうと言えますけど、今大会はオールプロで臨んだ大会。
はっきりいって金メダルは義務だったと思います。
たとえそれが真のドリームチームではなかったとしてもです。
だからあえて野球に関してはマスコミをはじめ、厳しくあってほしいと思います。
それに銅メダルおめでとうなんていったら、逆に選手たちに失礼なんじゃないんでしょうかと僕的には思っています。
ソフトボール
銅メダルでしたがこれも残念な結果でしたね。
はっきり言って人選ミスなんじゃないんでしょうか。
あまりにも守備重視で、打力がまったく伴っていなかった。
見ていて点を取れそうな気配がしなかったんですよね。
投手陣は間違いなくナンバー1だったのに、それを活かせなかったのが悔やまれます。
女子レスリング
今大会から正式種目になった女子レスリング。
この種目、始まる前は日本が全階級制覇するんじゃないかと言われていましたね。
それが逆風になったのか・・・
見ていて不可解なジャッジがいくつかあったのが残念です。
伊調千春選手、浜口選手はそれに泣いた感じでした。
それでも伊調馨選手、吉田選手は金、伊調千春選手の銀、浜口選手は銅と全員メダル獲得とよくやってくれました。
サッカー
なでしこジャパンはスウェーデンに勝利し決勝トーナメントに進出。
トーナメントでは誤審?によるゴールでアメリカに負けてしまいましたが、優勝はそのアメリカ。
あの判定がなければ・・・
しかし女子サッカーにとって今大会は間違いなく先につながる大会になったと思います。
それに比べて男子。
はっきりいって全然ダメでした。
それがしかも監督のせいとくれば悔いも残るというものです。
確かに死のグループに入って3連敗とはいえスコア的には善戦したように見えます。
しかし内容はまったく伴っていないんですよね。
女子と違って何も残らない大会になってしまったような気がします。
女子マラソン
野口選手金メダルです。
高橋尚子選手でもめにもめた選手選考になりましたが、陸連もこれでほっとしているでしょう。
ハンマー投げ
投てき競技でアジア初の金メダリストとなった室伏選手。
1位の選手のドーピングによる繰り上がりでした。
ドーピングのないクリーンな競争が見たいですね。
金メダルよりも重要なものがあると語った室伏選手の記者会見も印象に残りました。
「真実の母オリンピアよ あなたの子供達が 競技で勝利を勝ちえた時 永遠の栄誉(黄金)をあたえよ それを証明できるのは 真実の母オリンピア 古代詩人ピンダロス」。
ちなみに今大会、日本人最後の金メダリストになりました。
最終的には金16個、銀9個、銅12個となりました。
次は4年後北京です、そこでもまた日本のメダルラッシュを見せて欲しいですね。

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