フィギュアスケート 世界選手権最終日(30日、モスクワ・メガスポーツ) 美姫、逆転で4年ぶり世界女王! 女子のフリーが行われ、ショートプログラム(SP)を65・58点で2位の安藤美姫(23)=トヨタ自動車=、3回転ジャンプが一つ回転不足になったが高い表現力を見せフリートップの130・21点、合計195・79点で2度目の優勝を飾った。
SP1位のバンクーバー五輪女王の金妍兒(キム・ヨナ、20)=韓国=は冒頭の3回転―3回転を決めたが、以降のジャンプで何度か失敗、128・59点と得点を伸ばせず合計194・50で2位だった。カロリナ・コストナー(24)=イタリア=が合計184・68点で3位に入った。
58・66点で7位と出遅れた浅田真央(20)=中京大=はトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が2回転半と判定されるなどジャンプに精彩を欠き114・13点、合計172・79点で6位、2連覇はなくなった。
54・86点で10位の初出場・村上佳菜子(16)=中京大中京高=はジャンプにミスはあったがスピード感ある演技で112・24点、合計167・10点をマークしSPから順位を2つ上げ8位だった。
日本女子は昨年の浅田に続く優勝でニース(フランス)で開催される次回大会の出場枠で最大の「3」を維持した。
安藤美姫「強い気持ちでリンクに立てた。初優勝の時は驚きだったが、今回は表彰台に上がれればいいと思っていたので、金メダルになってうれしい。日本が困難な状況で、多くの人に笑みが戻ってくれればいい」
ニコライ・モロゾフ・コーチ「安藤はとても強いスケーター。常に安定した演技ができるから勝てた。彼女は世界のナンバーワンだ。小さなミスは出ると思っていたので、心配はしていなかった」
浅田真央「100パーセントの出来ではないが、今の調子で最高の演技ができた。流れは良かった。(トリプルアクセルは)ずっとこれまでやってきているので跳びたかった」
金妍児「緊張し過ぎてしまって2回転トーループでミスをしてしまった。バンクーバー五輪の後、なぜ復帰しなければならないのかとずっと悩んできた。練習と同じような演技ができなかった。今はただリラックスしたい」
村上佳菜子「絶対きのう(SP)の悔しさを挽回しようと思ったので緊張しなかった。失敗してもいいから元気よく滑ろうとした。来年からは勉強になったことを直せるようにしっかり練習したい」
スポーツ報知 4月30日(土)21時20分配信
今日はちゃんと見ました。
安藤選手おめでとう。
今シーズン、始めて安藤選手の演技を見ましたが、スピンのレベルがあがってました。
確かに安定感は
でも別の記事で
「順位より内容」と安藤は言う。スケート人生で一度たりとも順位を意識したことはないといい、この優勝を「自分のスケートを変えずにやってきたことへの、神様からのご褒美かな」とおどけた。
フリーでも連続3回転を外した。しかし「安全策」とは違う。安藤は「失敗すると分かっているのにやる意味はない」と言う。演技は残っている。そのすべてを見せるために練習してきたのに、一つの技に賭けるのは愚かだと感じていた。
という記事を見ました。
「順位を意識したことがない」とか「連続3回転を外した」
確かにそれは正しいと思うのですが、ちょっと残念なコメントだなと思ったのは僕だけですかね。
それと今日のキムヨナ選手は2位だったのですが、ちょっと点が高すぎかなと。
ジャンプで大きなミス2回あったのにあの点数はちょっと。
今日のフリーだけで言えば、カロリーナ・コストナーやアリーナ・レオノワの方がいい演技だったように見えますけどね。

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