アメリカのオハイオ州デイトンにある空軍博物館で車椅子に乗ってみました。
そのまえ3日間あまり展示会会場をかなりの長距離を歩き回ったせいか、体重が重いせいか、足も腰もひざも悲鳴を上げていました。博物館の入り口で車椅子を借りて、博物館の中で足を休めながらゆっくり展示物を見ようと考えたのでした。乗っていたのは1時間ほどでしたが、上半身には思いのほかかなりの重労働でした。翌日は筋肉痛でした。
車椅子が必要な友人と3日間行動を共にすることにより、下りスロープが危険なことも、車椅子を二人で抱え上げるときの持ち位置の注意や、階段の1,2段のお手伝いの仕方、いつお手伝いすべきかどうか、床ずれをつくらないための的確なアドバイスをしてくれる病院選びなどいろいろなことを学びました。
日本もビジネスホテルやJRをはじめ民間の社会的インフラももっと整えてほしいものです。明日のわが身ですし、明日の家族の身なのですから。自分の問題として改善して欲しい点を感じました。。
アメリカは車椅子にも先進国であることを強く感じさせられました。それにしても、私たちが払っている税金はどうして有効に活用されないのかなと。もっともっと車椅子対策に税金を有効に使って欲しいです。それを監視する制度とちゃんと継続的に監視してくれるマスコミが欲しい。
次回ヨーロッパに出張するときはメルセデスベンツの車いす対応や改造できるパーツセットがあるかどうかもじっくり研究してきます。
岸っしゃん@車椅子を経験してみて

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