本当に福島で出会うのはみんな思いやりに溢れ素晴らしい人達ばかりです
感謝の限り。
でも、その反面みんなが生きるこの土壌は未だに高濃度汚染地域であることに様々な感情が絡み合う。
みんな子供達を少しでも早く県外に出したり、一年のうちの一定期間だけでも離れさせて1人でも多くの子供達を助けたいと強く願っている。
そして、その子供達が大人になって戻って来れるようにこの地で闘っている。
原発問題、放射能問題は何も解決していないという現実を改めて認識させられた。
人は何故不必要で不自然なモノを生み出してしまったのだろう。
また、戦争は今この瞬間にも続いている。欲望と不安に飲み込まれて『足を知る』ことすら出来なくなってしまっている。
人はどこへ向かっているのか…
無力感にも苛まれます。
僕らは今何を想い、何をすべきなのか…
未来に負の財産を遺してしまうこのスパイラルを止めることは出来ないのだろうか…
命と生活はどちらが大切なのか…
今ひとりひとりが真摯に受け止めて考えなくてはならない問題です。

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