2006/1/19

アメイジング・グレイス  

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先日、iTunesで“アメイジング・グレイス”をぽちっと買いました。
“chai chai christmas”というアルバムの中に入っている一曲です。

chaiシリーズはサントリー烏龍茶のCM曲を中心に、誰もが知ってるおなじみのナンバーを中国語でカバーしたコンピレーションアルバム。
僕は“大きな河と小さな恋”や“Spicks and Specks”がCMに使われているaminのファンで(去年の紅白で松任谷由実と一緒に歌ったひとです)、彼女の曲が入っていることもあって、いままで出たchaiのパッケージはぜんぶ聞いています : )
が、この“chai chai christmas”はiTunesのおせっかい機能(「これを買ったひとはこんなものも買ってますけどあなたは買わないんですかああそうですか」ってやつ)で初めて知りました。
どうやらネット配信のみのようです。
iTunesにはいつから提供していたのだろう?
気がつかなかったよ。

讃美歌としての“アメイジング・グレイス”は、中島美嘉や本田美奈子のヴォーカルでご存知の方も多いと思いますが、今回僕がダウンロードしたのは、チェン・ミンの二胡によるインストゥルメンタル版。
中国風のアレンジはその伸びやかな音の繋がりが素晴らしく、いつもは半分眠りながら歩いている会社への朝の道すがら、晴れ渡った穂高の山を見上げながら聞いたりすると、カラダの中を二胡の音色が髪の毛の先にまで響き渡ってばっちり目が覚め、鼻の先がちょっとひくひくしたりします(笑)

いままで自分が見聞きしたものを、その情景として呼び起こしてくれる曲を見つけることは、音楽を聴く楽しみのひとつです。
どこかくすんだ青の広い広い大陸の空の下、風のまにまに波打つ一面の菜の花畑とその脇を走る長い運河。のんびりと行き交うゼンマイ仕掛けのような荷役船。
トラックが追い越して行く埃っぽい並木道と古びた土壁の家並。
天を突くような都会のビルの谷間に沈むレンガ造りの旧市街。
安曇野の片隅を歩く僕のあたまの中に、ちょっと懐かしい異国の風景を蘇えらせてくれる、クリスマスの日のマッチみたいな曲でした。

次は何かすごいご馳走が見えてくる曲を : )


本日の一枚
中国は蘇州に建つ北寺塔のてっぺんで見かけたふたり。
僕は讃美歌には縁のない人間で、一神教という概念もあまりよく理解できないのですが、この曲の歌詞には不思議と共感を覚えます。

 I once was lost, but now I'm found,
 Was blind, but now I see. 

特にこのくだりが好きです。
誰もが何かしら思い当たることがあるのでは、と。
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