2006/2/14

桜の木  

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新しい秘密基地を見つけました。

場所は、春から秋にかけて時折ロードで走る、ストレートの下りが気持ちのいい山麓線近くの閑静な住宅地。
物件は、築2年と新しい、2DKの小さな戸建です。
観光ルートのすぐそばですが、周囲を民家やアパートに囲まれており、あまり“穂高らしい”雰囲気ではないかも。
それでも国道に面したこれまでのアパートに比べれば、山谷ひとつずつ越えたくらいの静けさ。
起伏のある山麓の道は、空を飛んでいるような錯覚を与えてくれます。

坂を下って野道を抜けて、バイクでふらりと出掛けるにはいいロケーションかもしれません。
雪山にもちょっと近くなりますし : )

本日の一枚
まだいまの店子さんが住んでいらっしゃるので、引っ越すのはもう少し先になるのですが、家のすぐ脇には大きな桜の木があり、落ち着いたころには花見ができそうです。
青いパンダがピンクになるかも。
雨上がりがいまから楽しみです。
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2006/2/4

あばたもエクボ  

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思いがけず嬉しい出会いがありました。
再会と言った方がいいかも。
残念ながら女の子じゃなくて器のはなしです : p

パンパンに膨らんだきつね色の満月から空気を抜いて平べったくして、お皿や茶碗の型に入れてパコっと成型したような(実際には見事な手仕事なのですが)不思議な器を、何年か前に、松本のクラフトフェアで見つけました。
表面の質感が月そっくり。
クレーターの焦げ目と、器の底にある左巻きのつむじがツボにはまってしまい、大皿小皿と小ぶりなカフェオレボウルを買い求め、いまも愛用しています。
カフェオレボウルはごはん茶碗にもいい感じ。
ガスの抜けた跡なのか、所々に小さな穴がぽこぽこあいていて、お店にいらしたその作家さんの「ごはん粒がつまったら爪楊枝でかき出してやってください」というアドバイスがまた気に入って(笑)、実際、カリカリごはん粒をかき出しては妙な達成感を味わっています。

その後、どんぶり鉢など、もっとバリエーションがほしくなり窯元を探そうとしたのですが、頂いたはずの名刺はどこかへ行ってしまい、ネットで検索してもそれらしき器はヒットせず、クラフトフェアでも再会は果たせないままで(翌年以降も出店されていたのでしょうか?僕も毎年行ってないからなあ)、半ばあきらめていたところでした。

それが先日、松本の城山公園にある“憩いの森”というカフェにお茶を飲みに行ったところ、新春陶芸展なる催しでギャラリーに並べられていた作品の中に丸々としたあの月が!
僕のと同じカフェオレボウルに、取っ手の付いたスープカップ。
どんぶりには“ムーン鉢”なる名前が付いています。
(そうそう、確かクラフトフェアもそんな名前で出ていたよ)
カフェで伺ったところによると、窯元は三重にあり、松宮洋二さんという方が作っていらっしゃるとのこと。
(うんうん、確かそっちの方の作家さんだったような気がするよ)
憩いの森ではチーズケーキのお皿がこの月面模様だそうです。
みなさんいいですか、チーズケーキですよ。
僕はシフォンケーキだったので見られませんでしたが(笑)

もちろんその日は、スープカップとムーン鉢、どっちも包んでもらって帰りました。
なんだか嬉しくて、使わないときもコタツの上に置いています。
まん丸い月がそばにいる感じ。
カップはココアやホットミルクのがぶ飲みにぴったりです。

どんぶりはそのうち月見うどんにでも : )


本日の一枚
あまりそちら方面に明るいわけではないのですが、器を見るのは大好きです。
このあたりはクラフトフェアもやってますし、その手のお店も多く、また、栃木の益子で焼き物を商っている友達もいて、良い器に接する機会が多いのは嬉しい限りです。
益子焼 こうじんや
http://www.koujinya.com/
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2006/2/2

十色屋さん  

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行ってみたいと思いつつも、なかなかタイミングが合わなくて、結構近くなのに僕の中では未知の世界になっている場所がたくさんあります。
先日、穂高方面へ出掛けた折に、ふと思いついて、以前から気になっていたお店を訪ねてみました。

十色屋
http://www.toiroya.com/

サインボードの青がとても印象的な、山麓線沿いにある染物屋さんです。
これまでにも何度かお店の前まで行ってはみたものの、たまたまお休みの日だったり、着いた時間が遅かったりで、トランペットがほしい黒人少年よろしく窓に張り付いて中をのぞいては、トボトボと帰って来ていました。

実はこの日もそろそろおしまいの時間だったのですが、窓の奥に人影が見えたので慌ててパンダを鼻から突っ込み、滑り込みセーフ。
「男性の方おひとりというのは珍しいです」と笑いながら、気さくな奥サマが応対して下さいました。
お店の中は、見る目に楽しくも優しい、どれも個性的な色使いの、パネルや暖簾やバッグでいっぱい。
お値段はあんまり僕に優しくないのですが(笑)、こんな暖簾の似合う隠れ家を作りたいなあと思わせてくれる素敵な色と風合いです。

窓際の壁に、サインボードにも使われている青い四角をアレンジしたパネルが掛けてありました。
少しずつ深味の違う八つの青い正方形が、縦長のキャンバスの上に規則正しく並んでいます。
飛行機の窓から見る、昼と夜のあいだの空みたいな色です。
海の上にある淡い青から、普段は見上げても見ることのできない、雲の上のそのまた上の、高い高いところにある深い蒼までを、順番に見ていく感じ。

こんな窓も、あるといいなあ。


本日の一枚
十色屋さんで買ってきたコースター。
筋斗雲のカタチが一枚一枚違うので、選ぶのにずいぶん悩んでしまいました : )
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