2007/7/30

スズメバチ  

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新しい相棒がやってきました。
2スト125ccのスクーターです。

Vespa PX125FL2
http://www.it.vespa.com/it_IT/vespa/px/default.aspx

バイク屋さん(モトショップハマさん)には、注文してからすぐに届いていたのですが、週末のたびに天気が崩れるので、いきなり雨の中を走らせるのも忍びなく、納車がのびのびになっていました。

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147と同じパスタの国の生まれですが、こちらはシリーズ初代が1977年デビューの“走る化石”。
ベスパというと、優美な曲面を身に纏うヴィンテージシリーズ(ハンドルのはじっこにウィンカーの付いたやつね)がその代名詞のようになっていますが、どちらかと問われれば僕はこのP/PXシリーズの方が好みです。
“その昔、がんばってモダンなものを目指しました”的な、どことなく微笑ましい、生温かな眼差しで見つめたくなる意匠がたまりません。

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どこへ行っても人気者(ご主人様よりな)

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作家さんの小道具になったりして

まだ乗り始めたばかりなので、細かなインプレはこれからぼちぼち書いていきますが、第一印象はやはり“原始的な機械だなあ”と。
たとえばそれは、Vespa(スズメバチ)の名に恥じないやんちゃなエンジン音とか、血行促進に効きそうなすさまじい振動とか。
いまの時代では造ろうと思っても造れない、ざっくりとした切り口を持つ機械。
ただ単に造作が荒いだけなのでは?というツッコミもあるでしょうが、そうした機械が許されていたご時世を微妙にカスッた世代としては、懐かしいような新しいような、不思議な感情の湧く、とても興味深い道具に出会えたと思っています。

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2007/7/23

ワイヤレス  

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この写真を見て目眩のような既視感を感じたあなた。
いつも日記をご覧頂きありがとうございます。
ネタの使い回しではありません。

自転車通勤で使っているポータブルオーディオを“ワイヤレス化”しました。
引き回しの面倒なヘッドフォンケーブルとは、これでおさらばです。

え?違いがわからない?
うーん
それではぐぐっと寄ってみましょう。

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なんと!iPod Shuffleを直接挿せるヘッドフォンであります。
これぞ究極のワイヤレス。
iFreePlay
http://www.monstercable.com/productdisplay.asp?pin=4449

欲しかったんですよね、こういうの。
iPod nanoを挿すタイプは既に出ていたのですが、
m-Tune N2
http://www.macally.com/EN/Product/ArticleShow.asp?ArticleID=129
これはちょっと大きすぎるだろうと。
ラジカセ持ち歩く黒人少年かと。

で、ワイヤレス化は一旦あきらめ、Shuffleをフツーに純正のイヤフォンで使っていたのですが、iFreePlayの登場でようやく理想の通勤サウンドシステムが完成したわけです。
まあ、自転車だとあまり目立ちませんが、いくら小さくなったとはいえ、これを掛けて歩く姿は、端から見ればビミョーに不自然なシルエットではあるでしょうけれど。
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2007/7/20

リリー  

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きのうの夕方、実家に電話をしました。

僕「あ、もしもし僕だけど。リリがいけんだったしこだがん(リリーがダメだったらしいね)」
母「...そげだがん(そうなのよ)、元々あんまりええことなかっただけどな(あまり良くなかったんだけどね)...」

実家で飼っているミニチュアダックスの“リリー”が死んだと妹からメールがあったのは一昨日でした。
電話口の母親は、相当に気落ちした様子で、二言三言話すうち、めそめそと涙声に...

15歳というと人間に置き換えれば70代の後半だそうですから、もうずいぶんとおばあちゃんです。
ここ数年は体調も思わしくなく、獣医さんからは「もうダメ」「こんどこそダメ」と言われ続けながら、元気になったり危なくなったりを繰り返し、目もよく見えず四肢の自由も効かない身体でがんばっていたのですが、おとといの晩、実家に立ち寄った大の仲良しの妹が帰った後で容態が悪化したとのこと。

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僕ら子供たちが出て行ってガランと広くなった実家の中を、ダスキンモップよろしく縦横無尽に駆け回り、散歩に出ては足腰の弱った親たちを引きずり回し、よく食べよく吠えよく眠り、無垢な愛想を振りまいて家の中の明るさと騒々しさを守ってくれていた賢い子でした。
最後は床を這うことしか出来ず、散歩にも行けないのでおむつを付けてもらっていたそうです。
でも、あたまだけはしっかりしていて、おむつが濡れると必ず鳴き声を上げて知らせてくれたとか。

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父母の日常に張り合いを与える役目をこの春生まれた妹の子に譲り、ことのほか可愛がってくれた母親の誕生日のその翌日に、お役ご免とばかりに、あちらの側へ行ってしまいました。

母「でもよかった。あげな姿みとったら、はやこと楽にしてやりたてな(あんな姿を見てたら早く楽にしてやりたくてね)...」

よくがんばったよ、リリー
もう苦しくもないし痛くもない。

どう贔屓目に見てもミニチュアとは呼んでもらえそうにない“ぽっちゃりおなか”をふりふり揺らし、いまごろはどこかキレイな花のたくさん咲いている丘の小径をトコトコと歩いているのかもしれません。

ありがとうね

もう一度、あの長い鼻先にチューしてやりたかったな。

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2007/7/17

一難去って  

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ようやく台風が行ってくれたと思ったら、こんどは地震です。

会社で仕事をしていて、ちょうど屈み込もうとしていたときの揺れだったので、思わず前へつんのめりそうになり、一瞬立ちくらみかと思いました。
幸い安曇野は少し大きめに揺れた程度だったのですが、新潟や県北では大変な被害が出たようです。

で、そんなときにちょっと不謹慎な話題の振りですが、連載開始からずっと読んでる漫画に、一色登希彦さんの“日本沈没”があります。
原作はもちろん小松御大のそれ。
日本沈没
http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solc_dtl?isbn=4091804071
フィクションと分かっていても、そのリアルな描写を目にし読み進めていくと、自分の危機意識の無さに焦りを感じてしまいます。
僕も自分にだけは弾が当たらないと思っているひとりかもしれません。

写真は日曜の夕方、東へと走り去る台風の後ろ姿を山麓線から写したもの。
大きな低気圧に曳かれてたなびく雨雲のうねりを見るのは好きなのですが、いま改めて見直すと、何か胸騒ぎのするような空の表情でもあります。
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2007/7/14

安曇野めぐり  

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先週末、某安曇野の達人と一緒に、ちょっとだけ地元観光をしてきました。
東京からいらしたお友達とのお出掛けにくっついて回るコバンザメ作戦です。

↓どこへ行っても知り合いがいる達人のブログ
水晶山きまぐれカバン店
http://kimaguremiyuki.no-blog.jp/

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まずは朝イチでブルーベリー摘み。
安曇野の盆地で爽やかな高原のイメージを追いかけます。
ワタクシ的には早起きの部類に入る時間だったのですが、現地で聞くと既に何組か来られているとのこと。
でもこれ、確かに早くからじゃないとダメですね。
暑い。
首の後ろがちりちりと焼けてきます。
でもこの陽射しあればこそのアントシアニン!
“10粒取るごとに1粒食べてよし”という鬼のような身内ルールのおかげで結構な重労働でしたが、やっぱり摘みたては最高です。

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池田町の白露さんにて。
陶房 白露
http://www.azumino-style.com/shoukai/touki/hakuro/hakuro.htm

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こちらは普段、窯や工房を公開していらっしゃらないのですが、作家仲間で、白露陶芸教室の生徒さんでもある達人にくっついてお邪魔しました。

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ご兄弟で窯を焚いていらっしゃる小久保さんのその作品はもちろん、工房やご自宅の落ち着いた佇まい、起伏に富んだ季節感いっぱいの広いお庭がとても素敵です。
白露さんのある安曇野の東、池田のあたりは、なんとなく“和”の雰囲気が漂ってますね。
お屋敷の多い家並とか、田畑や里山の風景とか。
古道として有名な塩の道も安曇平のこちら側を通ってますし。
一方、北アルプスの裾に当たる安曇野の西、穂高の山麓線周辺は、こじゃれたお店や別荘が多く、僕の目から見るとこちらは西洋の趣。

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小久保さんちは、おばあちゃんが窯場の脇の畑を手入れなさっていました。
お洒落な銀髪につばの広い帽子を目深にかぶり、おっとりとした口調で受け答えをされる様は、東の魔女の貫禄充分。

実は、僕の大好きなこの作品↓が、来年公開を目指して現在映画化進行中でして。
“梨木香歩原作、映画『西の魔女が死んだ』クランクイン!”
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=6091
おばあちゃんの庭はこんな感じなのかなあと、白露さんちを見ていると、作中の描写を思い出したりするわけです。

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このあと、スタジオーネさんでランチを食べて、長峰山のてっぺんから安曇野を見渡し、最後はシュタイネさんでカエルの観察。
スタジオーネ
http://stagione.info/
ギャラリー・シュタイネ
http://steine.jp/

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どこに溶け込もうとしているのか、緑の葉っぱの上で目立ちまくりの彼(彼女?)は、みんなにカメラを向けられ注目の的でした。

広くて深い安曇野を一日だけ楽しむための一筆書き。
地元でもなかなかひとりではこれだけ贅沢なツアーは組めません。
さすがは達人。
ありがとうございました!


追記
そういえばウチにも...

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“無事帰る”に掛けたありがたい栃木の大谷石ガエルですが、通勤用ヘッドフォンのスタンド代わりにされております。
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