2007/4/18
専大北上などの処分、理事会審議へ=「近年例を見ない重大事件」−高野連(2007年4月18日 時事通信)
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=npb&a=20070418-00000153-jij-spo
日本高校野球連盟(高野連)は18日、大阪市内で定例の審議委員会を開き、出身者がプロ野球西武から金銭を受け取っていた岩手・専大北上高と秋田・明桜高(旧秋田経法大付高)に対する処分に関して討議し、処分案をまとめたものの「近年例を見ない重大事件」として、20日の臨時常任理事会で改めて審議することにした。その後、日本学生野球協会審査室に上申する。
高野連の田名部和裕参事は「学校、野球部とともに、当時関与した指導者も処分の対象とする案を決めた」としながらも、内容には触れず「20日に承認を受け、学生野球協会に送りたい」と語った。
専大北上高に存在することが明らかになったスポーツ特待生制度について、他校にも例がないか全国規模の調査をする方針も固めた。特待生の中には経済的理由などもあるとみられるが、「野球が対象になっていれば抵触する」(田名部参事)との認識で一致した。実施の時期や方法なども案は固まっており、20日の理事会で詳細を詰める。
「新しい事実はない」=25日に最終報告−西武球団調査委(2007年4月18日 時事通信)
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=npb&a=20070418-00000152-jij-spo
金銭供与問題に関する西武球団の調査委員会は18日、都内で25日の最終報告に向けた全体会合を開いた。池井優委員長(慶大名誉教授)は、「ヒアリングは全部終わりました。新しい事実はない」と語った。嶌信彦委員(ジャーナリスト)によると、最終報告書には調査結果に加え、再発防止策や球団への提言などを盛り込みたいという。

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