という訳で、久々に日本の野球の話題。アイランド・リーグ、BCリーグに次ぐ日本で三番目(本当は四番目)の独立リーグが来年4月関西に誕生するとのこと。その発起人のひとりが四国アイランド・リーグを立ち上げた石毛氏。石毛氏は、今年度からコミッショナー職も降りて、アイランド・リーグから手を引いた形になっていますが、「関西独立リーグ」設立メンバーに人たちにコミッショナーとして迎えられようです。6月中には既に参加が決まっている紀州(和歌山)、大阪、神戸、播磨(兵庫)の各球団の法人化が終了し、さらに滋賀と京都も加わる予定とか。
(2008年3月7日 読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/sp_others/20080307ks01.htm
難しい週末の球場確保
来春の開幕を目指し、6日、スタートを切った野球の「関西独立リーグ」。この日、行われた記者会見で、試合数や選手の報酬、興行面の目標などが明らかとなったが、大都市圏での初の試みに、乗り越えるべき課題も見えてきた。
記者会見で「関西独立リーグ」設立を発表する石毛氏(左)ら=原田拓未撮影 開幕初年度は、大阪府と神戸市、兵庫県姫路市を中心とする播州地域に設立される新球団と、和歌山県の紀州レンジャーズの計4球団が、ホームアンドアウエー方式で、1チーム年間72試合を戦う。
選手の年俸は180万円で、リーグからMVPなどのタイトル料が出るほか、チームの興行成績に応じたボーナスも支払われる。初年度(2009年度)の観客動員目標は1試合平均2000人。2年後の2011年には8球団に増やし、同3500人を見込んで、年間100万人を目指す。
コミッショナーに就く石毛宏典氏は「大都市圏にはスポンサーが多いことなど、地方とは違うメリットがある」と関西での成功に自信を見せた。プロ野球の阪神、オリックスなどとの競合で心配されるファン獲得についても、「独立リーグの選手の必死さは、また違った感動を提供できる」と前向きにとらえている。
ただ、球場の確保については明確な方針を打ち出せない状況だ。集客のためには週末の開催が理想だが、大阪市内の球場は例年3〜11月まで、土、日、祝日はフル稼働状態。リーグの運営母体となるインターネット・メディア会社「ステラ」(大阪市)の中村明社長は「今後、空き状況を把握して調整したい。民間企業の施設を使わせてもらうことも考えている」と話した。
四国・九州ILの鍵山誠・最高経営責任者「独立リーグが根付いてきた証し。関西には地方とは違う難しさがあると思うが、マーケットが大きいのは魅力。交流戦など、一緒に出来る部分は考えていきたい」
BCリーグの村山哲二代表「プロ野球チームが存在する地域で成功させるのは難しいと思うが、関西は野球への意識が高い。都市型リーグという新しいモデルを確立すれば、全国に広がるきっかけになる」
4チームが法人化終了へ 野球の関西独立リーグ
http://sports.nikkei.co.jp/index.aspx?n=SSXKE0524%2005062008
来春に開幕を予定している野球の「関西独立リーグ」運営事務局は5日、大阪市内で記者会見し、参加4チームの法人化が6月中に終了する見込みと発表した。
既にチーム名も決まっている紀州(和歌山)をはじめ、大阪が法人化を完了。神戸と播磨(ともに兵庫)も近く終えるという。このほか、滋賀は球団設立に向けた準備室を立ち上げ、早ければ来春からの参加を目指す。
また、大阪、神戸、播磨の3チームのチーム名を公募することも発表された。
ことし3月の設立計画からは約2カ月の遅れだが、リーグ運営会社の石毛宏典最高顧問は「準備は前倒ししてやっている」と話した。〔共同〕
滋賀、京都も参入か=野球関西独立リーグ
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/other/headlines/20080605-00000173-jij-spo.html
来年4月に開幕を予定している野球の「関西独立リーグ」運営事務局は5日、大阪市内で記者会見し、大阪府、兵庫県、和歌山県を本拠とする4チームに加え、新たに滋賀県、京都府を本拠とする2チームが参入する可能性を明らかにした。
滋賀のチームは準備室を設け、京都からは数チームが参入意思を示しているという。来季の日程を決める今年9月末までに体制が整えば、リーグは最大6チームで争われることになる。
元プロ野球オリックス監督でコミッショナーに就く石毛宏典氏は「エリア拡大はいいこと」と話した。

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