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2007/3/17
「プロ・アマ会議」
ドラフト改革と裏金問題
危機感を抱くアマチュア三団体と危機意識の乏しいプロ
改革先送り プロ裏切り…「希望枠撤廃」アマ側の訴え聞いただけ
(2007/03/17 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20070317-OHT1T00053.htm
西武の裏金問題を受け、社会人を統括する日本野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高野連のアマ3団体代表と、西武、広島を除くプロ10球団の代表者が16日、都内のホテルでドラフト制度に関する協議会を開いた。席上、アマ3団体は裏金授受の温床とされる「希望入団枠」の撤廃を強く求めた。
これに対して、「撤廃」で大筋固まっているはずのNPB側は「ドラフト改革」に伴うFA権の取得期間短縮案について球団間に温度差があることから、意見を聞くだけにとどめ、決議せず。肩すかしを食らったアマ側は、対応の遅さに怒りをあらわにした。
クリーン化を一刻も早くアピールしたい。アマの総意は伝わらなかった。ドラフト改革をテーマに緊急招集されたプロ・アマ協議会。90分にも及ぶ会議が終わろうとする瞬間、日本高野連の達摩省一常任理事は怒気をはらんで、言い放った。「きょうの段階でお土産をくれると思っていたのに残念だ」アマ側が一貫して求めてきた、不正の温床となる希望枠撤廃。プロ側は広島・鈴木球団本部長の所用による欠席を理由に、決議を先送りにした。
アマ3団体と各球団の実務者トップが同じ席につくこと自体初めて。前例のない会談だった。冒頭、プロが裏金騒動を謝罪し、会議は始まった。大学・社会人ドラフトの実施を早め10月初旬とし、高校生と一括開催した場合の問題点を確認。時期がリーグ戦と重なる大学側は、希望枠撤廃を絶対条件に、高野連が採用する「プロ志望届」のような運用で対応できると返答した。一本化に支障なしを確認した。
希望枠にも意見が飛び交った。高野連からは希望枠が野球留学を促し、介在者を増やすとの指摘がなされた。希望枠撤廃は有望選手の海外流出を招くか? プロからの問いに「協力して抑えていこう」とアマ。希望枠撤廃で入団拒否が増えることも予想されるが、アマ側は「行きたくないと思われぬよう、企業努力を」とプロを激励するなど活発に意見交換した。
※(毎日新聞記事では)プロ側からは「希望入団枠を廃止した場合、指名拒否が出るのでは」との質問が出た。アマ側は「指名拒否しないように指導するが、プロ側も球団間の格差を無くす努力が必要」と答えた。また「米国への流出が増える可能性は」との問いには、「レアケースであり不安は少ない」とした。
だが、撤廃の決議は見送られた。プロ側は、ドラフト改革に付随するFA権の期間短縮案で一致していないため、アマ側の意見聴取にとどめ、結論を先送りした。「今回の不祥事の要因は希望枠。今日、決議してもらえると思っていた。我々は不退転の決意で臨んでいる」と日本野球連盟の鈴木義信副会長。ファンの球界不信がピークに達した今だから、自浄能力を証明する必要があった。
元々、協議会は、現行ドラフト存続をプロ・アマが確認するために開かれる予定だった。ところが事態は急転。西武による裏金問題が判明したため、アマ3団体は希望枠廃止で意思統一した。プロの不正に怒ったアマは、協議会への出席をいったんは拒んだ。慌てたプロは謝罪し「説明の場を」と懇願。実現したのがこの協議会だった。
それだけにアマ側は一気に「希望枠撤廃」の決議にこぎつけられると期待していた。日本高野連・田名部和裕参事は「きちんとした答えが得られなければ、行く意味はない」と事前にプロに伝えていた。撤廃が発表されるとの期待を裏切られ、あきれるアマに「発表するのが普通なんだけど」とヤクルト・倉島球団専務も同情を口にした。
迅速なアマと比べ、一向に進まぬ西武の調査に「1か月かかるという話が出たが、まさかそんなことはないでしょうね?」と高野連がクギを刺す場面もあった。「希望枠を撤廃しないと、世論が許さない」と鈴木副会長。プロ側の本気度が今、問われている。
西武現金供与:野球留学巡る不正防止徹底へ
(2007/03/17 毎日新聞)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/pro/news/20070317k0000m050100000c.html
アマチュア選手への西武の金銭供与を受けて16日に開かれたドラフト制度の意見交換会で、アマ側は「野球留学も、希望入団枠をうまく使う手段になっている」と中学生の高校進学にもプロ球団が介在している実態を指摘した。会議終了後、日本野球連盟の鈴木義信副会長は「傘下団体であるリトルシニアなどの指導者を厳しく指導していく」と述べ、中学硬式チームに対して野球留学を巡る不正防止を徹底する考えを明らかにした。
西武から金銭を受け取っていた早大の清水勝仁選手(21)は兵庫県から岩手・専大北上高に野球留学した。兵庫県の中学硬式チーム所属時代に西武のスカウトに才能をみいだされたことが明らかになっている。さらに同高の元コーチは「清水選手が高校に入学する時もスカウトから紹介があったのか」という毎日新聞の取材に「その通りだ。いい選手がいるからと、見に行った」と野球留学に絡むスカウトの介在を認めている。
日本高校野球連盟は一昨年6月に「野球留学検討委員会」を設置。同年11月には加盟校に対し、中学生の勧誘行為の自粛を求める通達を出している。昨夏には地方大会の登録選手を調査。選手総数約8万人のうち、県外の中学出身者は3096人。隣接県以外の県外出身者は1260人にのぼり、大阪からは400人を超える中学生が野球留学をしている実態が分かっている。
日本高野連の田名部和裕参事は、西武の金銭供与問題を受け「野球留学のプロセスには問題が多いことが指摘されてきたが、今回、警戒していたことが裏付けられた。第三者の介入を許すと高校野球の健全なフィールドは維持できない」と話している。【滝口隆司】
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投稿者: B_wind
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