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2007/4/6
「毎日新聞記事」
ドラフト改革と裏金問題
西武現金供与:「アマとしては遺憾」…中間報告に高野連
(毎日新聞 2007年4月4日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/ama/news/20070405k0000m050099000c.html
西武の調査委員会が出した中間報告について、日本高校野球連盟の田名部和裕参事は4日、大阪市内で記者会見し、「驚くような記述もたくさんあるが、あいまいな部分も多く、アマチュアとしては遺憾だ」と述べた。
田名部参事はメールでプロ側から報告書を受けた。その中で、過去にアマチュア関係者延べ170人に入団の謝礼が渡っていたとの報告について、「ちょっとびっくりする。球界浄化のために一石を投じようとしているのだろうが、裏付けを取ったのか。こちらとしては調べようがない」と語った。新たに5人の選手に現金が供与されていたという記述にも「この報告をコミッショナー(根来代行)がどう判断するか。分からない部分が多いので、きっちりとした説明を待ちたい」とプロ野球コミッショナー事務局からの正式な説明を求めた。
日本高野連では、西武から現金を受け取った早大の清水勝仁選手(退部)、東京ガスの木村雄太投手が在籍していた岩手・専大北上高、秋田経法大付高の調査を、岩手、秋田両県高野連を通じて近日中に始める予定。田名部参事は「コミッショナー事務局から来た別の回答書に一部つじつまの合わない部分がある。その再調査を待った上で、両県高野連に調査を指示したい」と話した。【滝口隆司】
西武現金供与:プロとアマの癒着構造、改めて浮き彫りに
(毎日新聞 2007年4月4日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/ama/news/20070405k0000m050118000c.html
「他球団もやっているのではないか。だから、仕方なく自分もやった」。4日公表された西武の調査委員会の中間報告。西武からアマチュア野球関係者延べ170人に多額の入団謝礼金が支払われていた。そこに盛り込まれたスカウトの証言から、プロとアマチュアの癒着構造が改めて浮き彫りになった。
東京都内のホテルで開かれた調査委の記者会見。池井委員長が約30分間、A4判9枚の書面を読み上げた。新たな現金供与などの事実が次々と明らかになると会場が色めき立った。
アマチュア関係者への謝礼金などの支払いについて、中間報告はアマチュア選手側の関係者から支払いを要求されることもあったと指摘した。その額は最高で1000万円にものぼり、27年間にわたって年間約500万円がアマ側に渡っていたことになる。プロ・アマ双方とも金銭感覚がおかしくなっていたことは明らかだ。
報告によると、支払いは球団社長らが決裁しており組織的なものだった。委員の矢田次男弁護士は「全社的にコンプライアンス(法令順守)意識が低かったのではないか」と球団の体質を批判し、「お世話になったらお礼をしなきゃという贈り物文化を感じた」と語った。池井委員長も「野球界全体を覆う金の問題は、談合や天下りと並んで日本社会の構造に深く根ざしている問題だと思う」と話し、西武だけでなく、アマチュアを含めた球界全体の問題だと指摘した。
球団は不正な現金の支払いを帳簿処理していた。「受け取った側もきちんと処理しているのか」との質問に、矢田委員は「分からない」とし、脱税の証拠がないので告発はしないという。新たに判明した5選手については「かなり昔、昭和の時代からいる」と述べるにとどまり、西武への入団の有無も明らかにしなかった。
池井優委員長は「他球団や日本プロフェッショナル野球組織、アマチュア野球団体の権限とテリトリーに踏み入るつもりはないが、これを契機に信頼回復できるよう球界全体が必要な措置を講じてほしい」と注文をつけた。【立松敏幸】
西武現金供与:徹底調査はアマ側にも求められる 解説
(毎日新聞 2007年4月4日)
http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/ama/news/20070405k0000m050085000c.html
西武の調査委員会の中間報告は、以前からうわさされていたアマチュア関係者への金銭供与が恒常的に行われていた事実を明るみに出した。
高校、大学、社会人の監督やその他の関係者に「入団謝礼」を渡していたという記述は、プロ球団、アマ指導者、入団をあっせんする仲介人が、選手の入団決定にかかわっていたことを示唆している。のべ人数で報告されたところを見ると、1人に複数回渡されたこともあるわけで、定期的な供与も考えられる。
スカウトは調査委の聴取に「アマ選手側関係者から支払いを要求されることもあった」と答えている。金で選手をがんじがらめにするシステムが、プロとアマの双方で構築されていたことになる。「希望入団枠は不正の温床」と、撤廃をプロ側に強硬に主張したアマ側だが、アマ側も深く絡むこのシステムが不正の基盤だという可能性が出てきたのだから、徹底調査はアマ側にも求められる。
さらに「他の球団は、どうなのか」と疑惑は広がる。確かに西武は初代監督の根本陸夫さん(故人)が編成を担当してから、独特のスカウト活動を繰り広げてきた。「プロ拒否」を宣言していた選手を強行指名して獲得したり、高校生を球団職員にして囲い込んだりもした。ルールぎりぎりで「根本流ウルトラC」といわれたドラフト戦略は、広く深いアマ球界人脈があればこそだった。人脈維持に金が介在したかどうかは不明だが、可能性はある。
しかし西武のスカウトは聴取でアマチュア関係者への謝礼も、契約金の最高標準額オーバーも「他球団もやっているから仕方がなかった」と答えている。西武が調査して発表した以上、倫理行動宣言以前の話だから関係ない、とは言えないはずだ。【冨重圭以子】
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投稿者: B_wind
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