F.H.Steinbart
ポートランドにあるホームブルーショップに行きました。
ここは店売りはもちろん卸しもしているホームブルーショップです。アメリカのホームブルーショップに行くとたいていの品物にはこの店の名前が記されているので、たいていの人は見たことがあるかも知れません。もちろん店売りもしていて、朝から結構なお客さんで賑わっていました。
店内は広くゆったりとした作りになっています。良く使われるホームブルー用品からオークカスクやワイン搾り器の様な大型のものまでゆったりとしたスペースに置かれていました。レジのおじいさんたちの対応もゆったりとしており、全然会計が進みません。こういうのを真のスローライフと言うのかも知れません。
Rouge
ポートランドから自動車で100マイルほど南にあるユージーンに行きました。
州都セーラムを越え、途中大雨に見舞われながら一時間半程度で到着。「Kobe Beef」なるメニューが食べたいと言うことで、こちらに最初に行くことにしました。
Rougeの正式名称はEugene City Brewing and Rouge Alesと言うそうで、Rougeのホームページによれば2004年10月4日にオープンしたとのことですが、Eugene City Brewing自体はもっと古くからあるようなので、Rougeに買収されたと見るのが正解かも知れません。
あったビールの種類は全部で12種類。中にはちょっとダイアセチルっぽいビールがあったりもしましたが、全体的にまあ良いかなという程度でした。日本にもたくさん輸入されているので期待して行ったのですが、その割にはちょっとがっかりしました。工場のあるニューポートで作られているビールはまた違った味なのかも知れません。
Steelhead Brewing
続いて、ユージーンの代名詞的なマイクロブルワリーSteelhead Brewingです。
Rougeから自動車に乗って数分、一マイルも走らないで到着。こちらは中心街からちょっと離れているのか、大きな駐車場がありました。中は天井も高く、古いパプらしい雰囲気。醸造設備がカウンターの後ろに鎮座しています。後で、工場見学をすることになるのですがここは10バーレル仕込みだそうです。醸造ビールの70%は店売りで、その他30%がケグ売りとのことで瓶詰めはありません。
昼ご飯も食べ終わっていたのでビールだけを注文することに。しかし、かなりおなかが一杯になっていたので全員でサンプラーをひとつ出してもらいました。ビールは全体的に良い出来で好みのビールもいくつかありました。
テイスティングがちょうど終わる頃にヘッドブルワーが登場。ジム・パーカー氏が連絡しておいてくれたようで、色々と話を聞くことが出来ました。
ツアーをしたいと言うと早速中を案内してくれました。(設備の詳細はまた後日)
HOME FERMENTER CENTER
ユージーンのホームブルーショップです。インターネットで検索した結果、ここには木でないカスクが置いてあるとのことだったのでちょっと寄ってみました。
F.H.Steinbartのような広さはありませんが、木のカスクやワイン搾り器が置ける十分な広さの店内。必要なものは十分そろっていると言う感じでした。しかし、目的のカスクはないようで早々に退散しました。
The Bier Stein
最後はユージンのお勧めの酒屋です。
ここはかなりのビールを扱っているビール酒屋で、ユージーンに行くならぜひ寄れとジム・パーカーに勧められていた所です。ドイツ語っぽい名前がいかにもビールをたくさん扱っていそうな雰囲気を醸し出しています。
ビール酒屋とは言え基本はボトルビールを買って店内で飲むという感じの店です。タップも何本かありかなり居酒屋に近いスタイルです。もちろんビールを買って買えることも出来ます。その場合、表示価格より15%か20%引き(正確な値を忘れました)で買えるのでなんかお得な感じがします。
ここでアメリカに来て始めて瓶詰めのマイクロブルワリー製ケルシュを発見しました。これから行くシアトルのブルワリー製です。シアトルに行けば飲めそうなのでお土産用ビールだけを購入しました。(これが後で後悔することになるとは…)

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