ポラールの心拍を指標として用いたトレーニングの考え方に5段階の強度設定を用意した機能があります。今回はゾーン1でのトレーニングの一例をご紹介します。
データは
こちらです
まずスポーツゾーンの説明から。
ゾーン1:最大強度の50〜60%。運動強度は非常に軽い。
ゾーン2:最大強度の60〜70%。運動強度は軽い
ゾーン3:最大強度の70〜80%。運動強度は普通
ゾーン4:最大強度の80〜90%。運動強度はきつい
ゾーン5:最大強度の50〜60%運動強度は最大努力
ポラールの表記にしたがって書くとこんな感じに分けられます。どのゾーンをターゲットにしてトレーニングを行うかで成果として表れるものも異なります。詳しくはセミナーでご説明します。
このゾーン1は運動経験のないかたが運動自体に慣れるためやフィットネスレベルの高い方ではきついトレーニングをした後のリカバリーとして行うことが多い強度になります。体感的には非常に楽。こんなのでいいの?というくらいの感じですがそれでいいのです。軽い運動によって代謝があがり疲労物質の除去やエネルギー代謝では脂質がメイン(高い強度でも脂肪は使われますが軽い運動のほうが多く使われやすいのです)なので運動時間が延ばせるようになってくれば身体もシェイプされてくるでしょう。ゾーン1や2はダイエットにも効果的な運動強度です。ゾーン2は呼吸循環器を中心とする基本的な持久力を向上させることができます。おっと!結局説明してますね。説明ついでにもうひとついうなれば心拍トレーニングというと「心拍数を○○拍でトレーニングしなきゃだめ!少しでもオーバーしたり少なかったりしたら意味がない」等々の解釈をされてしまう方が多いのですが、人間ってそんなにデジタルではありませんからもっとアバウトに考えていいのです。心拍を点ではなくゾーンで捉えることで格段にやりやすくなります。そもそもちょっとしたことで心拍は変動しますからそれでいいのです。ゾーン間でも「今日はゾーン1だから2以上にはしてはいけません」こういわれたら私の今日のトレーニングは失格です。ここもアバウトにターゲットがゾーン1ならゾーン1での運動時間が一番多ければいいんだと考えてください。要は狙ったところが一番できているかを記録を見ながら評価していきましょう。
トレーニングには完全休養も必要ですがゾーン1の強度で軽く身体を動かすことで疲労の回復を促進させることができます。好きな運動種目でリラックスして行いましょう。私は稲城にあるプールまでの移動をゾーン1のトレーニングに充てています。休みの日に強度の高いトレーニングをするために軽く運動しながら回復させていきます。今日は天気が良かったので気持ち良くサイクリングできました。こういった目的の運動であれば30〜40分程度身体を動かすと良いでしょう。
運動経験の少ない方もしくは久しぶりに運動を再開する方も身体を順応させるためには軽いゾーン1くらいの運動からスタートしましょう。時間の目安は30〜40分くらい。60分以上運動が継続できるようになればステップアップ可能です。(昔アスリートだった方ほど自分の体力を過信しやすい傾向にありますので、オーバーワークで身体を壊す方が多いです。過信せず軽い運動から。それでもしっかり効果はあります)運動処方という分野になりますがポラールのコンピューターがあれば個人にあった運動プログラムと強度設定が可能です。トレーニングには計画・実行・評価が必要なのですでにお持ちの方はポラールのウェブサービス(無料)を目標達成のために活用してみてください。当店でポラールを買っていただいた方はご質問も随時承りますのでお問い合わせください。ソフトもコンピューターのお値段に含まれていますので使わない手はないですよ!
トレーニングは継続することが大切です。継続するためのやる気を引き出すツールとしてもご活用いただけるよきトレーニングパートナーです。
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二子玉川店

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