ポットフルーツとして栽培、販売をする、
キウイフルーツ《アップルスター》に、
4月13日、花が咲き始めました。
ハウスを早く閉めたため先行していた、《アップルスター》の蕾の開花を、ハウスの戸を開け放したり、又、寒の戻りに助けられ、ゴールド種用、早生オス木《ゴールドメイト》の花が咲くまで、抑えていたのですが、
今年は、《アップルスター》、《ゴールドメイト》の開花日はピッタリ同じ日に両花が咲きました。珍しいことです。
これから、毎日、人工授粉作業です。最初の内は、雌花やオス花粉が貴重なので、筆を使い、授粉します。4,5日もすれば、たくさん咲くので、授粉器で行います。
オス花の採取は、早く咲かせるための、オス木ハウスで朝、夕2回採取します。
その後、花をオシベ採取器にかけてオシベを取ります。
それを、ハトロン紙の上にのせ電気カーペットの上で乾かします。
それから、コーヒーミルで粉砕し授粉用オス花粉が出来上がります。
オス花粉は、冷凍庫で保管し、使用時、増量のためや、既授粉を確認しやすいように、
赤い石松子と混合します。
毎日、新しく咲いた白い雌花1花ずつ全てに、人工授粉し確実に実をつけるようにします。全てに授粉するのはたいへんな作業です。
今年の、実付キウイフルーツの商品は、
トレリス仕立ての実付キウイフルーツ6号鉢(底面給水鉢)、オス木セット
トレリス仕立ての実付キウイフルーツ6号鉢(底面給水鉢)
トレリス仕立ての実付キウイフルーツ7号鉢
トレリス仕立ての実付キウイフルーツ8号鉢
あんどん仕立ての実付キウイフルーツ10号鉢
などを作っています。
品種は
アップルスター、ペアースター、ゴールドスター、イエローキング、など樹上完熟するゴールド種などがあります。
いずれも、中国原産(キウイは中国原産でニュージーランドではありません)の品種名なしで日本に来たものに特徴を捉え名前をつけ、20数年栽培しています。
出荷、発送は実が肥大し始めた6月上、中旬頃からとなります。
『父の日プレゼント』や『お中元』などにも使ってただいてます。
20数年前、キウイはグリーンでなければ絶対ダメと言われたのが、
今は、ゴールド種の甘くて、まろやかな味などが認知され、生食として、
又、園芸においても、樹勢の強さ、栽培しやすさ、
樹上完熟するのでグリーン種のように収穫後追熟をしなくても、
収穫してすぐに食べられる長所。
鉢植の小さい木でも、実が付く実付のよさなどが、好まれ、
人気が出てきたのは嬉しい限りだ。
アップルスターの2007年、初花 【2007年4月13日撮影】


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