2月3日(金)晴れ時々曇り 寒い
【ブルーベリー剪定講習会】開催
今朝はバケツの水に分厚い氷が張ったこの冬一番の寒い日だった。
ブルーベリー樹の剪定 【2012年2月3日撮影】
かつらぎ町や橋本市あたりでは、たくさん雪が降って昼前まで出られないとのTELが入っていた。
和歌山ではめったに雪は降らないので、少しの雪でもいろいろマヒしてしまう。
那智勝浦の「色川花木生産組合」より、12月から【ブルーベリー剪定講習会】の依頼を受けていた。
『観光ブルーベリーつみとり園』の剪定が始まったので、講習会を開催することとなった。
ブルーベリー栽培仲間にも来たいという人もいて、情報交換などの良い機会なので声をかけた。
色川からは4時間半かかると聞いていたが、1時間も早く着くので下津のハウスを見たいとのことで、接ぎ木苗等を見てもらった。
色川でも数年前より接ぎ木苗を植え付けている。
ブルーベリー栽培は収穫し始めて数年間は枯れ枝切りなどの簡単な剪定でも良い実が出来るが、枝が込んでくると収穫後半の果実の品質に大きな差が出てくる。
また、収穫の能率が悪くなり、収穫の経費がかさむことになり経営圧迫になりかねない。
剪定作業は、大きく、美味しい、品質の良い果実生産の最重要作業になってきている。
幸い、講習を始める昼ころには陽が射し、良い天気になってきた。
先ず、朝作ってきた剪定の基礎、順序のプリントを声を出して読んでもらい、それぞれ確認してもらった。
剪定を見てもらってから、それぞれ剪定鋏を持ってきてもらったので、実際に剪定してもらった。他の人のやり方を見ることにより、気づくことも多かったと思う。
全体に切り足りない感じで、自園の剪定済の樹に“もう一度鋏を入れなあかんな”という感想も聞かれた。
手前、剪定後の樹
遠方の方々は先に帰られましたが、橋本、岩出、和歌山、有田、大阪(奈良在住)方面の方たちは居残って、5時まで、わいわいと和やかに、また熱心に剪定作業に励んで、“だいぶ分かってきた”と満足の声も聞かれた。
お疲れ様でした。
剪定後の樹
大阪のご夫婦は畑(借地)を探していて、これからブルーベリー栽培を目指している。
昨年(1昨年?)から探しているが、まだ見つかっていないようだ。
ブルーベリー栽培が出来るところなら、近畿周辺府県どこにでも移り住むようです。
早く見つかると良いがな!
和歌山の方は阪南の地に観光つみとり園を開くため園地を開墾中で、今年、大苗植え付けの予定と、まだまだ気は若く、ブルーベリー栽培の夢を追っています。
【2012年2月3日撮影】
皆、うまく実現するとよいですね。

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