紅葉が綺麗な季節になりました。
綺麗なカロラインブルーの紅葉(ノーザンハイブッシュ系)
★10月、11月、12月も1週間づつ、和歌山県農林大学校就農支援センターより研修生が実践研修に来て頑張ってくれました。
写真を撮って保存しているのですが、なかなか書く折がなく、簡単にまとめて書き込もうと写真を抜粋し整理してみました。
10月の研修:
ブルーベリー挿し木実習
今年最後の挿し木のチャンス(適期)です。
在庫少なくなった品種を挿し木しました。
以前、習ったのとは少し違うようでしたが、すぐにうまくできました。
10月の研修:
ブルーベリー苗のポット植え実習
春挿しの苗を4寸(12p)ポット上げ。
来秋には、右側の苗より大きく育てるつもりです。
10月2日 イエローストロベリーグアバが色付いてきました。
10月4日の接ぎ木苗の様子です。
順調に良く育っています。
中央:接ぎ木チャンドラー、 右:接ぎ木シャープブルー
左:接ぎ木サザンオニール 右:接ぎ木ノーザンスパータン
接ぎ木ピンクレモネードも良く育っています。
良く分枝してバリがあります。 花芽も多く付きます。
10月の研修:
ブルーベリー剪定実習
枯枝や細い枝などを剪定しました。
10月6日のブルーベリー果実です。
夏の収穫時期に収穫しなかったブルーベリー果実が、完熟して美味しくなっていました。
小粒だったり色付きの良く無い果実を残しておくとこのようになります。
私にとっては、よく見ることがありますのであまり驚きませんが、
少々驚かれる方もいらっしゃると思います。
3月、4月出荷などは、施設栽培により、熟期を早めるのは簡単ですが、熟期を遅らせることはなかなかできません。 が、実際、目の前の果実を見ると出来ないことはないのでしょう。
栽培管理により10月出荷も可能ということになります。
せめて、9月以降に出荷できれば引く手あまたとなること間違いなしですね!
11月の研修:
ハウスビニール張り実習
台風に破られました。
ミストハウスは挿し木があるのですぐ修理、ビニール張り替えました。
その他のビニールハウスも破られましたが、今からは低温要求量確保のために、見た目は良くないですが、あえてビニール張り替えはせずに置きます。
ブラックベリー【トリプルクラウン】の剪定実習
今年結実した枝を剪定し、春からの新枝だけを残す。
トラックへ苗木輸送のため幌を張った。
12月の研修:
地植えの【挿し木約15年生】の大株苗木の堀上げ実習
注文の接ぎ木チャンドラーと接ぎ木ノーザンスパータンを堀上げてもらった。
私は腰痛で指示するだけでした。
明日、京都から2トン車で引き取りに来てくれます。
ラビットアイ系台木が横に出ています。
側枝のラビットアイ系台木を切り取りハイブッシュだけにする。
上手く掘り上げてくれました
ピートモスの袋を利用して根を梱包しました。
翌朝、9時に引き取りに来てくれました。(5時に出発したそうです)
地掘り大株苗に接ぎ木2年生苗、接ぎ木4年生8号鉢そしてピートモスも積みました。
積むのに必死で写真撮り忘れました。
遠方とはいえ、荷作りはしっかりしたので、高速走って風にあたっても、今の時期は平気ですから少し気が楽です。
写真のトラックは弊園の中型です。
12月の研修:
・支柱にしていたパイプ抜き実習
地下部分はさびているのでなかなか簡単には抜けません。
パイレンを使って、数回パイプを回し真っすぐ引き上げると楽に抜けます。
しかし、数が多いので大変だったでしょう。
12月の研修:
12月の最終日は、午後から貴志川町のブルーベリー栽培園を見学に連れて行きました。
ブルーベリーを始めるときに苗木をお買い上げいただいたお客様のブルーベリー園です。
植え付け8年目ぐらいで、定年退職されてからは大変熱心にブルーベリー栽培をされている方です。
栽培、販売、観光園として、何が難しかったか・・・?
ブルーベリーの良いところは・・・!! など、
もろもろのお話や、アドバイスをしていただいて、
これからやろうとしている研修生にとって、大変参考になったのではないかと思いました。
丁度、R.バルドウィンの紅葉が綺麗でした。
T−100、パウダーブルー、ブライトウエル、R.バルドウィン・・・・・
プレミア、R.オースチン・・・
ラビットアイばかりでしたが、今春、接ぎ木チャンドラー、接ぎ木ノーザンスパータンなどを植え付けてくれました。
今後の成長が楽しみです。
そのあと、
ブルーベリーを約1000本植えていた四季の里公園にも行ったのですが、暗くなってきてしまいました。
数か所予定していたのですが、話が弾んで行けませんでした。
帰りに、参考になりました。 良かったと喜んでくれたので、
まあ、今回はこんなところで・・・。
接ぎ木ノーザンスパータンの紅葉です。

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