天に見放されたニャロメさんとOさん
今日も朝から冷たい雨に打たれながら「デボンの森」を叩いておりました。
大泉洋ならボヤくでありましょう・・「何の罰ゲームよ!?」と(爆)
遅れてボヘミやん参上。産地にたどり着くだけで、もう疲れています。
昨日は止まっていると寒いからって、頑張ってハンマーを振り過ぎました。
握力は完全には戻ってないし、斜面を登ったことによる筋肉痛も来ております。
天候は最悪、美味しい石があると思われるのは分厚いズリの下・・
様々な要因が重なり、何も始まっていないのに既にボーズを覚悟であります。
一方、ニャロメさんは既に尾部一個を出しており
ボヘミやん到着後、綺麗な頭も出しました。
藤村Dなら言うでありましょう・・「はい、10ポイントぉ」と。
やがて、ボヘミやんもファコプスの目玉1個(笑)見つけます。
これをOさんに献上。ここの化石は見えている分しか無いように見えて
実は埋まっている部分が結構大きかったりします。
これもクリーニングすれば、ひょっとしたら良い標本になるかも知れません。
・・ならないかも知れないけど( ̄△ ̄) 勘弁してね、Oさん。
はい、これでボヘミやんに3ポイントぉ(爆)
次いで「シルルの草」
採れる気配も無く、時間も押してきたので
早々に最後の「シルルの土」へ。
ここで問題発生。
林道を横切る沢が雪解け水と雨で水量が増して
激流となって我々の前に立ちはだかったのであります。
どこか渡れる所がないかと上流を探す一行。
ニャロメさんとOさんが橋にしようと投げ込んだ丸太は
空しくボヘミやんの前を流れていきます。
もう渡るとしたら、もともと林道だった場所
ここなら底は平坦なはず。長靴への浸水覚悟で
一気に渡り切るしかありません。
意を決したようにニャロメさんが突入、
ただ一人長靴ではなくトレッキングシューズを履いていたOさんが
躊躇無く続きます。恐らくは身震いするほど冷たかったでありましょう。
脱帽です。Oさんに85ポイントぉ。
あとで気が付いたけど、ジムニーを突っ込ませれば良かった・・
深さは膝上ほど、不可能じゃない。
さて、産地では善戦空しく全員玉砕(笑)
帰りには沢の対岸に、蹲ってこちらに尻を向けたカモシカの仔を
ボヘミやんが見つけるが・・藤村Dなら言うでありましょう
「カモシカは得点にはならねえっ」と。
ってことで、これにて熱闘!キタカミ、終了〜。
ニャロメさん・Oさん、お疲れ様でした。
これに懲りず、またキタカミで戦いましょう(爆)
今回の『三葉虫(むし)追いキング』それは貴方です、ニャロメさん!
p.s.昨日のプラントリア尾部をトリミングしたら何と頭が出てきました。
あの石だけあって、保存は悪くボンヤリして
画像ではノッペラボウみたいですが
現物は長さ約1cmと大きく、頭鞍の輪郭も確認出来ます。
