オドントプルーラ目のものと思しき棘のある尾部
G沢は正に雪中行軍だった。
何時もの車置き場までジム君三人乗車。
ここから雪の急斜面直登である。
雪のお陰での歩き易いのか、歩きにくいのか・・30分弱で尾根に到達。
何時ものポイントは随分掘り込まれていて
幾つかあった穴が全て繋がり、林道を切ったように
真っ直ぐな露頭になっていた。
懸念は昔、Hさん達が採集した場所だったが
どうやら、それは今の場所であろうと云う結論に至った。
e550さんは露頭の真ん中で比較的良い石を見つけ
多くのエンクリをゲットした。
Hさんは、大漁の痕跡を探して動き回っておられたようだが
しっかりと最大級の大きさの、きれいなエンクリ尻尾をゲット。
私は泥岩を探して露頭の下を掘ってみたが
その層は大量のズリに埋もれたらしく
早々に諦めて、e550さんが叩く露頭の一番端で腰を据える。
そこには、どう見ても美味しくなさそうな石が出ていた。
外してみると特有の赤い、化石を含む部分がへばりついている。
掘り進むうちに保存の悪いエンクリが少し出るようになった。
更に掘ると岩が(今まで掘っていたものと色が違うが)泥岩に変わった。
コレを小割りするとプラントリア尾部が三つばかり出てきた。
そして終了間際、最後に外した石を叩いて出てきたのが上の画像である。
最初見つけたのは雌型で、エンクリの壊れたものと思った。
しかしルーペで見ると、どうも違うように見える。
近くに居たHさんに見て頂くと、
驚いた様子でOdontpleuridaのようだと仰る。
ここは勿論キタカミでも初産出のようである。
雄型も探すと、すぐに見つかった。
雌型よりハッキリと棘を確認出来る。
どうやら新年早々、超レア物をゲットしたみたいだ・・w(゚o゚)w
母岩は大きいが、さすがにこのまま持ち帰ることにする。
他の収穫は申し出によりHさんに背負って頂いた。感謝!!
午後3時過ぎには下山開始。生還を果たした(笑)
ラストバトルは畑!
本日は2日連続の激戦(笑)により、疲れて
予定されたクラス会をパスするつもりだったが呼ばれて参加。
十数年ぶりの再会で楽しい時を過ごすことが出来た。
行って良かったわ・・・(笑)