雪が降った後の石炭の滝、芯座さんが大船渡入りしている。
露頭に雪は無いもののズリは固く凍っちゃっていて
むっちゃ寒かったが・・それでも採集は可能だ(笑)
私が掘ってる場所は杉の根が邪魔。
鍬でズリを掻き出しながら小さく石を取り出す。
美味しい部分には当たらず、ガサガサの石から
コイズミアイの大きな尻尾が出るも
慎重に水洗いしたのにやはり崩れてしまった( ̄△ ̄)
三葉虫と識別出来るものは他に未定種の尻尾のみ。
惨敗だぁぁぁ〜=ε=ε=ε=┏(T-T)┛
芯座さんも今日の成果には不満げだった・・
さて未定種だが・・そろそろ何と呼ぶか決めておきたいところだ。
芯座さんは「ボランディア」と考えているそう・・
私はとりあえずプロエタス科で属不明の新種ってことで
「
Proetidae sp. nov.」としているが・・・
芯座さん「えっ、フィリップシア科ですよね?」
ぼ「えっ?、じゃじゃじゃじゃ〜プロエタス上科だったかな?」(爆)
私も三葉虫の分類には、ちと自信がない( ̄口 ̄)
でも「プロエタス科>フィリップシアの仲間」のはず・・
帰って、ペルム紀と石炭紀のモノグラフを比較して驚いた!
いまさらかい!\(--;)
石炭紀にプロエタス科とされているものが
ペルム紀ではフィリップシア科に置き換えられているのだ。
逆に言えば石炭紀にフィリップシア科は無い!
私も本文を和訳して読んだわけではないので(≧▽≦)ゞ
こうなった経緯は分からないが・・・石炭紀のモノグラフの通り
「プロエタス科>
フィリップシア科各亜科」
とすべきじゃないのかな〜?
それともペルム紀には2科しかいなくなったから
プロエタス科の末裔をペルム紀限定でフィリップシア科と呼んだとか?
詳しい方がおられましたら教えてくださいm(_"_)m