林道途中で作業のトラックに出会う( ̄口 ̄)
産地に近づくと、崖が削られ網が掛けられた法面があった。
まさか産地まで・・?
産地には珍しく先客が・・
東北大の学生さん5名、その中に
亮平君がいた。
産地は案の定、崖が削られ網を掛ける準備がなされていた。
貴重なアンモナイトを多産したジュラの峠は
間もなく消えることになるようだ。
もとより、ここは国有林内。立ち入りも制限されている。
自然崩落も多く、それがアンモ発見にも繋がっていたのだが
道路管理者としては採集者が出すズリ同様、厄介なものに違いない。
網を掛けることによって崩落を食い止め
化石採集者を締め出す・・一石二鳥という訳だ。
だが、これで気仙沼から貴重な化石産地がまた一つ失われる。
網を掛けたことによって化石が保護されると思うなかれ!
地表近くにある化石は、掘り出さなければ
ほどなくして風化して消滅していく運命にある。
網を掛けられ採集禁止になった産地がどうなるか、
大船渡・樋口沢ゴトランド紀石灰岩産地をご存知の方なら分かる筈。
化石産地を壊滅させるのは採集者に非ず・・・
常に法を盾に大々的に自然破壊を行うのは行政なんだねえ┗(-_-;)┛