(睦月壱拾七日) 皇太子誕生日  社会

皇太子殿下が48歳の誕生日を迎えられた。先日宮内庁長官から苦言を呈されただけに、いつも以上に会見が注目された。身内の問題ですからとかわされたが、本人にとってもなんとも難儀な問題である。今回宮内庁長官が東宮大夫を飛び越えて直接言われたのは、当然東宮御所に参内に反対する勢力があるからである。内親王を連れての参内が少なくなったのは妃殿下が心の病になってからからである。つまり妃殿下が参内に反対しているのである。さらに妃殿下の出身が外務省ということもあって、東宮御所はこの外務省勢力が牛耳っている。外務省出身者にとって、妃殿下の父親は神様のような存在であり、小和田家が中心になっているともいえる。だから実家との付き合いが中心になっているのである。

つまりこの参内問題は言い換えれば「嫁姑問題」なのである。

ただ、単なる嫁姑問題と週刊誌が煽れば本質の問題が隠れるのである。長官が苦言を呈する事態になったのは、外務省出身の野村一成東宮大夫をはじめ、東宮職が本来の役割を果たしていないからであり、「外務省カルチャー」がいかに世間の感覚からかけ離れているかは、拉致事件や韓国、中国との関係をとりあげるまでもない。天皇が皇太子に言いたいのは、長官が「ご自身のご発言は大切に」「実行が伴うように」と6回繰り返したことでも分かるはずである。

板ばさみになった皇太子は辛い立場であるが、それは次の天皇を担うものとしては乗り越えなくてはならないものである。身内のことも解決できなければ、国の象徴という立場には相応しくないのではないか。
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