(如月廿日 八専始) RHJインターナショナル  

「RHJインターナショナル」という会社が先週末ベルギーのユーロネクスト証券取引所に上場したのを日本の新聞はあまり報じていなかったが、何故関心がなかったのだろうかと不思議に思う。この「RHJインターナショナル」は長銀を買収し再上場で大儲けしたあのリップルウッドの会社である。リップルウッドはこの持株会社を設立して、日本向けファンドの投資先の7社の既投資を移管して株式を上場させたのである。「RHJインターナショナル」は東京市場にも上場しようとしたが、PEF(プライベート・エクイティ・ファンド)への課税強化を日本が打ち出したため、まずはベルギー市場に上場させたということだ。

今回のようにPEFがそれ自身を上場させるのは極めて珍しい。折角のファンド運用手数料を減少させるのだから。ではなぜリップルウッドは上場させたのか。日本への投資に限界を感じたのか。少なくとも今までのような収益が上げられないとみたことは間違いないだろう。長銀への投資を見ても、この会社はある程度期限を切って投資していたはずである。良い投資先が見つからず、回収にも時間がかかると判断したのは、宮崎のフェニックスリゾートが原因なのかと勘ぐってしまう。回収期限のない株式に変えてしまったのだろうから、トンネルの先が見えなくなったともいうべきかも知れない。

今日から八専が始まる。外国人の日本投資に変調が見られるのだろうか。
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