(水無月五日) 発言  政治

総選挙を前に自民党の失言?が続出している。まずはいつもの麻生さん。

<高齢化社会の在り方について「高齢者は働くことしか才能がないと思ってください。80歳を過ぎて遊びを覚えても遅い」「元気な高齢者をいかに使うか。彼らが納税者になれば、日本の社会保障は全く違ったものになる」などと述べた。高齢者に勤労を促し、積極的に活用する必要性を訴えたかったようだが、受け止めようによっては高齢者を揶揄(やゆ)したともとれる表現。特に高齢者の支持層が厚い自民党にとっては、選挙戦に影響しかねない発言だ。>

私はやや麻生さんに同情的ではある。きっと悪気はないのだし、高齢者もどんどん働ける社会は望ましいと思う。だが「特にこれから団塊の世代なんて、山ばかり登ってないで働けと言いたいよな」と私が言えばこれは悪口屋の商売だが、やはり首相が言ったらまずいわな。

この人が失言をする時に共通しているのはすべてが「上から目線」であることだ。最初の立候補の時に「下々のみなさん」と言ったという伝説がまさに象徴的で、このスタート時にもう末路も定められていたようにすら思われる。

野党の批判もいささか大人げない。
<岡田克也幹事長も神戸市内で「また失言したという感じだ。自民党の体質を表している」と述べた。共産党の志位和夫委員長は「高齢者は生きがいある老後を送るため、抱負や希望を持って暮らしている。侮辱だ」と語った。>
まあ選挙は戦争なので敵失につけ込むのは当然だが、そこまで広げる話でもないでしょう。

岡田さんが言うような自民党の体質を示していて深刻なのはむしろこちらの発言の方ではないか。
<国民程度低い?自民・細田氏が発言撤回>
<自民党の細田幹事長は24日の報道各社のインタビューで、自民党役員人事の見送りが大きく報じられたことについて、「役員人事だろうが閣僚人事だろうがどうでもいいことだ。だけど、その方がみんな面白いんだから。それは日本国の程度を表している。国民の程度かもしれない」と語った。>

いわば身内の会見だったので口が滑ったようなのがよくわかる。それにしても、
<「役員人事だろうが閣僚人事だろうがどうでもいいことだ」>っていうのは何だ。まさに「その程度」で国家の中枢の人材を決めているのかね。「日本国の程度」って、半世紀にわたってその「程度」を作り上げたのが、あんたが幹事長をやっている自民党なのだから、まさに「引責辞任」をして自ら下野すべきじゃないの。
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