(卯月壱拾九日) 人事の季節  

6月の株主総会を前に当社でも役員人事があって、それぞれ昇進したり、新たに新任の執行役員にこの会社に来た当時の支店長がなったりと、はや2年が経ったのかと感慨深いものがある。その間、私には進展と云うべきものはなく、淡々と仕事をこなしているといえば格好がいいが、自分が50歳を前に何をなすべきか、今だ迷っているという状態かもしれない。

組織であるからには、それなりの管理者が必要である。ただ、その管理能力が適切かといわれれば、その後の人事を見ると不透明ということはよくあることである。管理者というのはある程度の教育が必要であり、それによって管理者としての能力が高まることは必然だろう。しかし、天性、管理者に向かない器量があるということもまた必然ではないだろうか。そういう「うつわ」のサラリーマンは、すすんで非管理者の道をゆく栄光を持つべきだと考えている。
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