(霜月壱拾日 上弦) ダウの犬  金融

本日の「日経ヴェリタス」HPのスクランブルに「ダウの犬はよみがえるか」という記事が掲載されている。「ダウの犬」(Dogs of the Dow)理論とは、ダウ工業株30種平均のうち、配当利回りの高い順に10銘柄を選んで年初に投資すると、年末まで1年間の平均値上がり率は残り20銘柄の平均を上回るというものらしい。この場合のDog(犬)の意味は、値打ちのないもの、売れ残り商品の意味ということだ。つまり、配当利回りが高いということは全体から見れば売られているわけで、逆張り戦略の一つだろう。ところが、この投資手法、08年、09年と大失敗している。配当の高かった金融銘柄やGM、GEなどの優良株が軒並み下落したためである。

で、2010年はどうなるかというと、今のところ金融銘柄がなくなり、ATT、ベライゾン、デュポン、クラフトフーズ、メルク、マクドナルド、シェブロン、ファイザー、ホームデポ、インテルが「ダウの犬」銘柄に選ばれそうだという。

確かにアメリカでは、というか海外では配当利回りは投資戦略で大きな地位を占めている。日本のような鞘抜き売買が主流の市場とは異なるし、投資の王道ともいえる。2年間有効で無かったのは、ITバブル時崩壊以来というから、市場が再び正常に戻りつつあるという証拠かもしれない。個別銘柄でも、通信、半導体、薬品・バイオなど、まだ完全に戻っていない銘柄が含まれているので、一般的な見方とも一致しそうである。

しかし、日本企業の場合、配当は二重課税の問題もあり、継子扱いされているような気がする。昨年のことを考えれば増配を決める企業も出てくるかもしれないが、225銘柄で一度やってみるという人はいますかね。私は現在金欠病ですので、残念ながら参加できませんが。。。

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