(霜月廿弐日) 入院13日目  

病院での正月ほど静かなところはない。入院患者も正月ということで外泊する人も多いし、年末で退院した人も多いようで、ベッドはガラガラ。看護師も(というかナースは看護婦さんってよんでもいいのではないか思うが)通常とは違ってかなり少ない。二週間近く入院しているが、ほんと看護師さんって大変な仕事だ。勤務の過酷さというものはある程度知っていたつもりだが、それはあくまで想像の範囲内。わがままな患者も多く、その献身的な行動に対しては本当に頭が下がる。最近医療機関ではいろいろな問題があるが、ほとんどの医療機関ではごく当り前の救命措置がとられている。例外的な不届きな医師や看護師で彼らの仕事に対しての偏見が生まれることは残念なことだ。

さて今日は面会者もなく、TVで駅伝、ラグビーとスポーツ三昧。同部屋の患者も一人は退院、もう一人は外出と私一人で気ままに一日を過ごす。本当はクラウゼヴィッツの「戦争論」を読みかけなのだが、なかなか難解でページがすすまないのが実情なのだ。この入院中に読破するつもりだったのだが、これがなかなか。そして最大の悩みは便秘。開腹手術だっただけにお腹に力を入れるのは不安でなかなか気張れない。そんな不機嫌な日々が今日で3日となる。時々の腹痛もこれが原因でないかと思うのだが、なんとかならんかな、これは。下剤を飲んだのだが、今日は全く効き目なし。困ったもんだ。
0




AutoPage最新お知らせ