(師走壱拾八日) 遠近両用  

さすがに48歳にもなると完全な老眼である。特にこの商売をしていると会社四季報がメガネをかけていると全く読めないのだ。筋力の衰えが原因だろうが、年取ったなあと実感するのがこの老眼だ。そんなわけで、いちいちメガネを外す動作を繰り返すのもつらいもので、遠近両用のお世話になることにした。

ところで、最近というか、数年前から、フレームレンズ付きで5000円とか眼鏡業界もデフレ時代に突入したが、これはフレームは中国、レンズは韓国という組み合わせが可能にしたのだが、一時全国で500店以上といわれていたこのタイプも現在は淘汰されて、300店あまりらしい(今回の眼鏡を買った先の店主いわく)。ところが、ファッションで眼鏡の着替えをという戦略だったらしいが、そんなにリピーターが来なかったのが、回転率の向上につながらず苦戦したようだ。実際、行った人ならご存知だろうが、やっぱり安かろうとレンズが多いのは事実。また、縁なしなどはマーケティングになくて、これなんかは一週間ぐらいかかるのが普通である。

さて、私の眼球はちょっと特徴がある。それは左眼が上下に動かないということである。つまり上目遣いが出来ないのである。これは幼少のとき、四国の実家で親父の農機具、あれテーラーっていったかなあ、から転落して、私の頭はタイヤに踏まれたのである。意識不明になって、近くの医院に運ばれたのだが、一時は、あの子はあかんみたいや、という状態で瞳孔が披いたままになったようだ。それでも神様はあまりに短い命は可哀相と思ったのか、一日ぐらい経って、「かあちゃん」と息を吹き返したらしい。そのときのショックだというが、私の意識ではわからないのだが、上目遣いをすると、片方が動かないので、モノが二重に見えるのだが、自分では当たり前だと思っていた。写真をとると、視線が左右で異なるので、ちょっと怖い顔になるので、小さい頃は写真が大嫌いだった。(今も怖いといわれますが、わっはっは)

こんな話になったのは、遠近両用というのはレンズの上が近視用、下が遠視用となっているので、眼球にタテの動きが要求されるので、果たして私の場合うまく見えるのかという不安があったのだ。でもかけてみると、さほどの違和感も無く、慣れれば何ともないようだ。そんなわけで、今日から遠近両用世代となったわけ。年取ったなあ、はぁ〜。
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