(師走廿九日) ヘッドハンター  

以前から知っているヘッドハンターから打診の電話があった。この年でそういう話があるのはありがたいもので、いまだ忘れられていないというところかな、ははは。確かに今は大阪に帰ってきた当時とは違う生活環境になっているし、関西にいなければいけない理由もなくなっていることは事実である。愚息もこの春からは大学3回生だし、もう就職とか本人がきめなくてはならない年になりつつある。

50にして再び新しい仕事に取り組むということに対して、不安がないというのは嘘になるし、どれだけやれるのかという問題もある。トライする勇気がないというよりも、いつまでもつかという時間との戦いでもある。今の仕事をしていると、自分の年などまだまだ若いという気になるのも事実である。世の中70歳で現役などいくらでもいるし、それに比べればという思いもある。だが、トータル的に考えれば、いくらなんでもその年で冒険するのはという声も聞こえてくるし、若い創造力溢れる奴らと互角に戦えるのかとなると思案するばかりだ。

ただ、現状に満足しないというのは30歳にして転職をおこなったときから、いつも考えていることだ。待遇を度外視すれば、今の仕事も悪くはないし、それなりに面白さもあるが、それだけで満足しているわけではない。いつもガツガツしているわけではないが、少し自分を他人の目で見つめなおす機会でもある。
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