(師走参拾日 八専終) ヤコブ病後日談  

先日変異性ヤコブ病について、そのイギリス滞在期間に着目して異論反論を述べたが、問題はそう簡単ではないことがわかったので、ここに記すことにする。(勉強不足でお恥ずかしいかぎり

日本で狂牛病と判定されたのは現時点で14頭である。英国での出現数を調べてみると、これがなんと18万頭!しかも珍味だ隠し味だと牛の脳みそを食べる習慣は恐ろしく前からあったようだ。つまり、イギリスにいた滞在期間が問題ではなく、一定量以上の危険部位を食べたかどうかが問題となるのである
。しかも18万頭も発症したイギリスで人間の患者は、153人。全世界でも今回発表された日本人を含めて167人なのだ。

ところが、同じ神経症状が現れる、変異性ではない、弧発性ヤコブ病の死者は日本だけでも毎年100人前後いるのである。世界では毎年1万人以上が亡くなっている。こちらの危険性を指摘するような声は全く聞かない。

犬が人をかんでもニュースにならないが、逆であれば大スクープとなる。所詮マスコミは少数派となる事件を追い続けるという習性から全く脱していないのである。

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