(如月廿弐日) 年度末  

長かった平成16年度も今日で終わりである。はやこの会社にきて丸二年がたととしている。時の過ぎるのは早いものである。本格的な数字を与えられてのこの一年はいろいろとあったが、下期にようやく実を結んできたかなと思う程度までの数字は残してきたので、来期というか明日からは一気に60%アップの数字が提示されている。今までの数字が甘かったといえばそこまでだが、収益アカウントで社内手数料の変更が一方的に伝えられ、一気に本部の取り分が4割にもなり、そりゃないよと上司に一言云ったら、会社というのは不公平なものだと断言される。(こんな管理職ってあり?)

あすからは新入社員が入ってくるのだから、彼らに対してもその一言で始めろよな。さらには中途社員が入ってくるのだが、彼の担当は何かは云えないとまでいう。同じ支店で働く人間がどういうポジションで働くのかということを前日までひた隠す理由って何だろう。

面白くないので年度替りの会議など、くそ食らえと早めに退社すると、こんな日はついてないもの。大阪駅でホームに人が溢れている。すわ人身事故か思ったらJRのアナウンスは、一つ前の新大阪駅で普通電車が「車内の迷惑行為」で15分ほど遅れておりますとのこと。「迷惑行為」って痴漢かア。この帰宅時間のラッシュ時になにむらむらしてんだよなあ。これもあの新聞が堂々とエロ場面をこれでもかと陽春に放つものだから、ちょっとおかしくなる奴が多くなるのじゃないか。罪作りだよな、日経も。
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(如月廿壱日) オウンゴール  

さいたまスタジアムは日本不敗の神話があるが、今日は不敗でも引き分けは負けに等しいだけに、あの10番のオウンゴールは神のご守護かとつい思ってしまう。中田、中村とキーマンが二人いるとなかなか上手くいかないのは、どこの世界でもあるものだ。あれだけセットプレーがありながらゴールがなかなか奪えないというのは、後半30分を過ぎれば相当焦ってくるというものだ。そこで、あのプレー。「ついている」といってしまえばそれまでだが、バーレーンの英雄とまで云われるサルミーンがあのようなミスをするとは誰も思わなかった。直前の北朝鮮戦で正確な右クロスをゴール前にピンポイント。あの先制点へのアシスト場面をみていると要注意と見ていたが、その彼がだ。サッカーは何が起こるかわからない。

うずくまるサルミーンをチームメイトが肩をたたいて、「Never Mind」と声をかけていたが(と見えましたが、ははは)とてもチームメイトを直視できないくらい辛い気持ちで一杯の彼の気持ちを考えると、勝ちの嬉しさも半減してしまう。(などと良い子になるのはあきまへんか)

大事な試合で凡ミスをしてしまう選手はよくいるが、それが決勝点となると後味が悪いものだ。彼が6月にホームでどういう活躍をするか。捲土重来ではないが、日本人としては二匹目の鰌を願いたいものである。

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(如月廿日 八専始) RHJインターナショナル  

「RHJインターナショナル」という会社が先週末ベルギーのユーロネクスト証券取引所に上場したのを日本の新聞はあまり報じていなかったが、何故関心がなかったのだろうかと不思議に思う。この「RHJインターナショナル」は長銀を買収し再上場で大儲けしたあのリップルウッドの会社である。リップルウッドはこの持株会社を設立して、日本向けファンドの投資先の7社の既投資を移管して株式を上場させたのである。「RHJインターナショナル」は東京市場にも上場しようとしたが、PEF(プライベート・エクイティ・ファンド)への課税強化を日本が打ち出したため、まずはベルギー市場に上場させたということだ。

今回のようにPEFがそれ自身を上場させるのは極めて珍しい。折角のファンド運用手数料を減少させるのだから。ではなぜリップルウッドは上場させたのか。日本への投資に限界を感じたのか。少なくとも今までのような収益が上げられないとみたことは間違いないだろう。長銀への投資を見ても、この会社はある程度期限を切って投資していたはずである。良い投資先が見つからず、回収にも時間がかかると判断したのは、宮崎のフェニックスリゾートが原因なのかと勘ぐってしまう。回収期限のない株式に変えてしまったのだろうから、トンネルの先が見えなくなったともいうべきかも知れない。

今日から八専が始まる。外国人の日本投資に変調が見られるのだろうか。
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(如月壱拾九日) 売文生活  

日垣隆著 ちくま新書

読書をしていると、ほんとこの人が書いているのだろうか、ゴーストライターがいるんじゃないかと思ったりすることがある。しかし、この本を読んでいると書く人はほんと書くんだなあと驚嘆してしまう。とはいいつつ昔から原稿料というものは余り上がっていないようだ。まあ原稿といっても小説のように何百枚にもなったり、コラムとして400字詰3枚程度の書き物もあるから、一枚あたりを平均するという考え方は邪道だろう。しかし、印税で一発当てれば作家は、本当に「家を作る」(キャッシュで)人になるんだなあとまたまた驚かされる。

普通のサラリーマンと違って自由が欲しくて物書きを目指す人もあるだろうが、本音は自由もお金もだろう。取材費を考えれば今時の原稿料はやっぱ安いというべきかも知れない。しかしそれを余りに強調するというのも若者の物書きへの興味を失わせるものである。昔と違ってワープロというものがあるのだから、書くスピードは断然早くなっているものだと思ってしまうが、なかには今だ手書き一本という「作家」も多いようだ。

作家も評論家も頂上の人を除けば、流行り廃れがあるというものだ。そのためのヘッジとしてのマネジメントが出来ない物書きというのも多い。一発屋で豪邸を建てる方法もあるだろうが、コンスタントに書き続けるというのが一番凄いわけだ。今はかなり抑えているようだが、赤川次郎などの高額者番付の推移など見ていると超人としか思えないのだ。

この本は物書きとして初めて「FA宣言」?をした夏目漱石などの逸話をふんだんに取り入れ、明治以来の物書きの汗と苦悩を教えてくれる。いわばある種の日本文化論ともいうべき新書である。
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(如月壱拾八日) イースター  

キリスト教国では聖なるイースター、復活祭ということである。この日記ではイースターの決め方について何度も書いてきたが、改めて確認すると、イースターは春分の日を過ぎて、最初の満月を過ぎた最初の日曜日という決め方をする。今年の場合は、昨日26日が満月だったため、今日が最初の日曜日ということで本日が当日というわけだ。ところが、春分の日の前日が満月であった場合はどうなるか、当然満月はほぼ一ヵ月後の4月20日頃、それから最初の日曜日となると4月下旬となるわけだ。かように幅があるわけで、西暦というと太陽暦であるのに、お月様の満ち欠けが関連するというのも変な話で、これが神様の悪戯かなという気もするわけだ。

しかし、ロンドンはイースターマンデーということで四連休である。日本が期末の時にこのようにLDNが休みというと、市場関係者は結構大変なのである。ユーロ債の起債はLDNだし、短期金利の基本となるLIBORのチェックなど、いろいろしなければならないことが多いので、この時期の連休はちょっと辛いのですよ。
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(如月壱拾七日 望) パリーグ開幕  

50年ぶりの新規参入球団の誕生など話題の多いパリーグが開幕した。注目のイーグルスは千葉でマリーンズと対戦した。エース岩隈の丁寧な投球と好守備、相手の走塁ミスも重なって、歴史的な一勝を挙げることができたのは選手に自信を植え付けたのではないだろうか。

しかし、昨年の秋の騒動を振り返ってみると、他の二試合も含めて(インボイス西武は少し寂しかったが)そこそこ観客も集めており、関係者は安堵しているのではないだろうか。しかし面白い試合が続かないとなかなかファンは球場に足を運んでくれない。各球団とも取ってつけたような球場サービスをおこなうみたいだが、ファン心理というのは水物である。確かに固定ファンはいるものの、多くはムードで流れやすいものである。

しかし、各球場ともロースコアのゲームだった。去年までの飛ぶボールの派手な試合が少なくなり、いい投手だとなかなか点が入らないという試合が多くなりそうだ。点が入らないとイライラして面白くないというのが一般的なファン心理というものではないだろうか。雑なゲームもこりごりだが、ロースコアばかりの試合もちょっとねえ。ファンというものはわがままである。
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(如月壱拾六日) アウェイの戦い方  

サッカーワールドカップのアジア第二次予選のB組の日本対イランは、2対1でホームのイランの勝利で、日本のアジア勢に対する連勝記録も止まってしまった。この日平壌で行われた北朝鮮とバーレーンの試合でバーレーンが勝ったため、日本は同組の3位に落ちた。このため来週の埼玉でのバーレーン戦次第では、日本のワールドカップ出場に赤信号が出る可能性も出てきた。

しかし、アウェイの戦い方というとジーコの采配に?が出たということか。ノーマークのヘディングを決められてはその指摘をされても仕方がない。同点に追いついたところで勝ち点1を死守するのか、3点を取りに行くのかはベンチワークの仕事だろう。それがあまりにも中途半端だったところが今回の最大の敗因とも云うべきだ。

アウェイであれはあの12万人というサポーターの中では、同点引き分けというのは勝ちにも等しい。それを分かっていて中途半端な指示というのは選手の迷いを生むだけである。野球でもあるが、好打者を迎えて監督が、「くさいところをつけ、最後は四球でもかまわない」という指示ほど当てにならないものはない。うまく2ストライクまで追い込むと投手は当然アウトを狙いにいきたいし、その反対に甘めのコースにボールがいって、痛打されるというのはしばしばあることだ。チームゲームである限りベンチの采配が試合の重要な要素となるのはサッカーも野球も一緒である。

特にサッカーのアウェイの戦い方は過去何度となくその重要性がいわれて来たが、同じような結果が繰り返されているようだ。同じ日、韓国もサウジに痛い目にあっているし、前回大会の予選免除の両国の戦い方が今後も注目される。
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