(如月廿九日) 球団経営の社会的責任  

ここ最近は花見をしながら酒びたりという生活に程遠い。プロ野球が始まると自然とTVのチャンネルを回してしまう。CATVのためか読売以外の試合を見ることが多いが、今年は広島の3連勝で始まるなど幸先よく、今年読売が優勝できなければこの3タテが原因ともいうべきだろう。その広島も阪神を迎えた地元開幕シリーズはいいところ無く連敗。今日も広池がヘッドスライディングの盗塁をするなど限りない直向さに少し熱くなったのもつかの間、あのシーツに2ランを打たれて万事休すかと思われたが、嶋が起死回生の同点2ラン、浅井のサヨナラ打で劇的勝利!やっぱり野球は筋書きのないドラマだ。

開幕前には新球場のための樽募金が復活するなど、市民球団の模範らしく慎ましい広島だが、客を呼ぼうと球場でのファンサービスに余念がない。しかし、球団の目的はそれだけではないはずだ。ファンの情熱は地元チームに優勝してもらいたいという願望から来るのだから、地元自治体への恩返しを欠かさないようにすべきだ。アメリカ同時テロの時、ヤンキースとメッツの選手が共同で遺族を支援したように、MLBは地元とのつながりを重視する。選手はどの国の出身、どの町の出身だろうが、そのユニフォームを着た瞬間に○○代表になるのである。

全国区の球団が幅を利かす東洋の国もこの点は早く方向を変えるべきなのに、前オーナーの顔色ばかり窺っていては衰退しかないのだろうか。
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