(卯月四日) 北新地  

昼過ぎのSさんからメールが。ちょっといこか。ええですよ。今日は?了解。でどこで?新阪急に6時。早いけどなんとかいきますわ。

ということで新阪急のロビーで待ち合わせたSさんは相変わらずダンディでんな。広島の山一時代に同じ寮の一つ先輩で、頭のひさしを随分長くかかってやるひとやなあと思ったが、あれから25年。今も続く付き合いなのだから、人生とは分からないものだ。茶屋町の地上げが凄かった当時の趣を今だ残している路地を進んだところに、目指す炉辺焼きがあった。支店が富山にあるということから北陸資本の店なのかもしれない。そのせいか日本酒は全て北陸地方の地酒だった。日本海側の店なのか、旬のカツオはイマイチだったなあ。まあその他はそこそこの味。大阪は無茶苦茶美味いというところは少ないが、×はないというのが通説だが、この店もその一つというわけだ。

少々気分よくなったところで、北新地へテクテク歩いていくことになった。食後の散歩ということでお腹も快調?今日は新規開拓ということで紹介された、昔マグロの店があったビルの3階にそのクラブはあったが、エレベーターを降りるや否や、ちょっと異様な雰囲気が。どうみてもどこかの舎弟にしかみえないお兄ちゃんがいて、ワンフロア−の店は思わず「味園」を思い出すような、いわばキャバレーの高級版といったところ。お客さんもサラリーマン風はほとんどいなくて、ママがいないのを幸いにさっさと退散。なじみの店に駆け込む事にした。景気回復はこういうところにすぐ現れる。何年か前のゴーストタウンと化した北新地は、すっかり変貌している。店の前に立つお兄ちゃんも手持ちぶささもなく、テキパキと動いている。ようやく大阪にもカネが回ってきたというところか。

しかし、女性はたくましいねえ。日中関係問題も関係なく、お姉ちゃんは結構中国人もいて、日本人とまるで変わらないし、中には整形してクオーターみないな女性もいるのにはビックリ。気がつけば、午前様になりそうだったので、電車のあるうちにいざ帰路へ。さすが、役員のSさん、今夜もありがとうございました。50代の独立話に話が弾んだ一夜だった。
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