(卯月壱拾壱日) スーパーサラリーマン  

昨年度の高額納税者(これも個人保護法案で今年かぎりじゃないかな)の発表があり、タワー投資顧問の運用部長の清原氏はトップになったのが巷の話題を独占している。そもそも彼は昨年も確かベスト10入りしていたと思うし、ここ数年は上位の常連でもある。東大卒、野村證券、スパークス、タワーとファンドマネジャーの経歴は輝かしい。投資方法は小型割安株を大量に買付し、それを高値で売り抜けるという、FMにとっては神がかり的な商いをいとも簡単にやってしまうスーパーマンなのである。スパークスを設立した阿部氏の下で才覚を磨いたのだろうが、腕一本の世界で収入およそ100億というのは全くもって素晴らしいことである。

もっとも会社にとっては彼が単なる部長である限りは、給与は経費処理だし、役員になれば税引きご利益から捻出しなければいけないわけだから、当然いわゆるサラリーマン待遇ということなのだろう。しかし、これを羨ましいと思うよりも、小型の割安株をさがすことは誰でも出来るわけだから、一般の個人投資家もこの手法は可能なのである。ただ、5%ルールで手の内をさらすことによって、勝手に「Greater fool」が上値を買ってくれるわけで、そこで売ればいいわけだが、この売り抜けほど難しいものはない。上手くシナリオを作り、相場を作って売り抜ける。その是非はともかく、稀代の能力を持った人物であることだけは云えるのだ。
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