(卯月廿四日) 55歳の死 その2  

元大関貴乃花が55歳で亡くなったことでふと思うことがあった。2005年が戦後60年という節目の年であることは、55歳というのは昭和25年生まれの団塊の世代である。小兵ながら真面目に相撲に取り組んだ貴乃花の姿は、戦後日本が歩んできた道ではなかったか、晩年の家庭崩壊ともいえるゴタゴタや一門の内紛などは、バブル崩壊後のさまよえる日本そのものではないか。

貴乃花と同じように日本という国が死ぬという悲観論は、まがりなりにも成長率がプラスであるこの国の経済力を考えれば、考えすぎというのが普通の考えだろう。しかし、最近の政治の混乱ぶりを見ると(東京都ももめているなあ、石原知事が沖ノ鳥島に行ってからか)いささか心配したくもなる。政治は二流、経済は一流という従来からの見方も経済が一時の勢いを失い、同じく二流とされたが、その経済もやや回復傾向が見られるが、日本の政治は相変わらずの談合状態。世界情勢をみれば、政治の力はあくまでも世界をリードするのだから、今の日本の政治を駄目にしている勢力の存在に国民は気付くべきである。
0




AutoPage最新お知らせ