(水無月壱拾弐日) 戦力外通告  

メジャーリーガー野茂英雄がデビルレイズから戦力外通告を受けた。タンパベイのボールパークを見ていても観客数の少なさは気になっていた。財政的に余裕のない球団がこのまま野茂を先発で投げ続ければ、様々な出来高払いが生じる。成績不振のチームにそんな余裕はない。さらにトロントでの先発七失点のあとの通告だったように、今年のアウェイの成績は1勝7敗でホームの4勝1敗と比べると雲泥の差である。ピネラ監督ではないが、二人の投手がいるようだ。弱小チームでの5勝8敗というのは悪くはないが、防御率7.24は印象があまりにも悪い。したがって野茂の今後は決して楽観できないだろう。8月に37歳になる右腕がMLBで投げられる機会を我々は再び見ることができるだろうか。

戦力外通告といえば、イチローの同僚だったブレッド・ブーンも36歳だが、彼はミネソタにトレードされた。2001年にはアリーグの打点王も獲得した選手だが、4年契約最終年の今年は絶不調だったのでこの戦力外通告はチームにはショックだったが、マネジメントとしては当然の処置なのかもしれない。野茂もブーンのように早く次が決まればいいのになあ。(他人事ではないが・・・)

しかし、NHKにとってはBSで野茂のインタビューの特集番組を放映する日にこの戦力外通告は白けるニュースだっただろうし、総合TVのサンデースポーツでもコラムとして伝えただけに、NHKのツキのなさもここまできたようだ。

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(水無月壱拾壱日) 灼熱の奈良  

奈良公園の近くにその建物はあった。近鉄奈良駅から鹿の姿を見ながら歩いていると、夏休みということだろうか外国人観光客が多い。今日は京都で祇園祭の宵山だけに夕方は京都行きの特急が混雑するのかもしれない。

FP協会の継続セミナーで1時過ぎから始まったのだが、二講座連続ということで終わったのが4時半。内容は保険屋さんは準備不足の上に、資料は5年前のものと自社での売り込み商品という、受講料を払うにはあまりにもお粗末。FP協会京都支部長のREITの話は、一般向けには受けるんでしょうが、専門家の私から見ると見当違いと誤記が多くて、詐欺とは云わないが、これでは金融商品勧誘方針ではアウトでしょうなあ。

さすがに三連休の初日だけに受講者も少なかったので、少し手を抜いたということでしょうか。そもそもこの継続セミナーの受講料というのは、協会の人件費集めという性格だし、ファイナンシャルプランナーという職業自体が自立していないところに問題がある。さらに世の中の資格主義という名前をかりた資金作りでもある。このFPの資格を維持するには2年間で15単位を履修する必要があるという規則をつくり、一単位1000円という相場を作ってわけである。FPの領域は各方面にわたるため、それぞれで専門家になることは不可能である。金融機関ではFP資格を売りにしているところも多いが、本当に役立っているとは思えない。なんとも情けない話である。自戒をこめて。
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(水無月壱拾日) さぼーる  

という神田の喫茶店にはよく行ったが、サボる従業員が多ければ人件費のロスに直結するだけに企業にとって死活問題である。この職場での時間浪費に関する調査結果がビジネスアイに掲載されていた。

それによると、職場での職務怠慢で最も多いのはネットサーフィンで、また、仕事をサボる人間が特に多かったのが保険業界。米国のAOLとSalary.comの調査だが、この結果はそっくり日本にもあてはまりそうだ。
 
***何をしてサボるか

ネットの私的利用    44.7%
同僚とのおしゃべり   23.4%
個人的な用事をする    6.8%
外出           3.9%

***なぜサボるか

充分な仕事がない    33.2%
仕事に見合った給料で無い23.4%
同僚がじゃまをするから 14.7%
自由な時間がないから  12.0%

***サボる人の多い業界

保険業界        2.5時間
公務員(除く教職)   2.4時間
調査・開発       2.3時間
教育業界        2.2時間
ソフト・ネット     2.2時間

***1日に仕事をサボる時間の平均

1930〜49年生まれ 0.50時間
1950〜59年生まれ 0.68時間
1960〜69年生まれ 1.19時間
1970〜79年生まれ 1.61時間
1980〜89年生まれ 1.95時間

年配のワーカーはさほどサボらない一方で、ネットに熱中する若い世代ほどサボる時間が多くなっている。今後はサボる若い世代が増えるのだから、企業も大変である。

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(水無月九日) 天下り  

道路公団の天下り理事が橋梁工事の談合で逮捕された。この談合という犯罪の温床となった天下り問題に対して、財界総理の奥田経団連会長は、経団連が中央省庁からの天下りの受け入れを停止するよう会員企業に要請するとの一部報道を否定した。さらに、同会長は、「天下りとは何なのか、官製談合とは何かといった定義がはっきりしない。この点から検討を行う必要がある。さらに、天下りと官製談合には関係があるのか、あるいは、天下りの受け入れを止めると公務員の将来にどのような問題が出てくるのか、などいろいろと検討しなければならない。そう簡単に結論は出ない」との考えを示した。

奥田会長というトヨタの重鎮を批判することは、あらゆるところで広告をだしているスポンサーとしの地位があるだけに、メディアは躊躇するのだろうか。小泉首相の靖国参拝問題にしても、中国での商売がやりにくくなるという私企業の立場から申されるのはいかがかと思えるし、会談をドタキャンした副首相と同日に昼食会をする不見識といい、財界総理は国の尊厳に対してどういう認識をしているか疑いたくなる。

さて談合問題だが、これは談合の土壌である天下りについて。簡単な話で企業側が小役人の受け入れを中止すればいい事なのである。ところが現状では「人材提供のお願い」といった文書を言われるままに書いてまで天下りを受け入れている。これはメディアなどが天下りを批判した時に「それは企業側の要請に基づいたものだ」と役所が言い訳するための猿芝居である。談合容疑で4人が逮捕されたその日に、奥田会長は「談合は津々浦々で行われている慣習」と言い放ち「ワークシェアリング」とまで言った。もし政治家であれば辞任にも繋がる暴言である。日本には人材がそこまでいないのか。
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(水無月八日) スタジオアリス  

私の家では子供たちが小さい時から年に一回家族写真をモノクロで撮っていただいていた。その奈良のスタジオも最近では連絡がなくなり、代も変わってしまったのでしょうが、記念写真業界もデジカメ全盛時代では衰退の一途を辿るだけのようです。

ところがこの業界で急成長している企業があるのです。「スタジオアリス」がそれです。平成15年決算で22%の売り上げ増、また平成16年は32%増と急成長しています。記念写真業界というのは従来、写真の技術を持ったプロがスタジオを経営しています。それが常識でした。地域の小学校へ出かけて卒業写真を撮ったり、スタジオで七五三の写真を撮影したりしてきました。写真業界全体を見ても、フジフィルムは全盛期の40%の売り上げしかありません。そんな衰退一方の業界において、この成長企業スタジオアリスの躍進の理由は何でしょうか。

スタジオアリスでは、実はごく普通の若い女性が撮影を担当しています。募集要項を見ると20代前半の若い女性をどんどん採用しているのです。入社後2カ月ぐらいかけて研修を積むのですが、何を訓練するかというと「子どもを笑わせる技術」です。子どもをいかに笑わせるか。いかに笑った瞬間を逃さずに捉えるか。そういう技術を徹底的に身につけさせる。写真の技術というより、笑わせるプロを育成しているのです。子どもがいい表情をした写真は、なかなか家庭では撮れない。簡単に思えて難しい。貴方は家庭で子供のいい表情をみていますか。

かつてフィルムの場合、1枚の写真を撮るのに何十回も撮影を繰り返すのが
当たり前でした。それで、その費用をすべて客に転嫁してきたのです。だから誰でも気軽に写真というわけにはいかなかったのです。しかし、スタジオアリスはデジタルカメラを使っています。だから、撮ったその場で内容を確認できる。要らないものはその場で削除できるわけです。それゆえ1枚4,800円という価格が設定可能なのです。洋服も実に多彩に取り揃えていて、どんなリクエストにも応えられるようになっています。こうして口コミもあって奥様方で人気となっているわけです。

 しかし、この会社はいけいけドンドンの会社でもないのです。決算書を見ますと、自社にとってはかなりリスキーなことも包み隠さずに載せています。例えば、七五三のときに、もしテロのような惨事があったら、これが非常に大きな弱点になる、とも明記しています。また、ウォルト・ディズニーと包括契約を結んでキャラクターの洋服を使用しているので、何らかの理由でディズニーが契約変更を申し出てきたときには、どのキャラクターを使うか、ということまで細かくシミュレーションをしています。ここまでリスクヘッジをきちんと説明しているのはなかなか上場企業でもありません。

プロを淘汰した、というより、プロが旧態依然とした経営を続けて廃業せざるを得ない状態になった時に、斬新な発想を持った経営者が現れ、衰退一方の業界で、新しい形のビジネスを打ち出し、成功させているわけです。起業モデルとして目から鱗とも云うべきでしょうか。

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(水無月七日) 接待  

先月お客さんになった会社の経理の人とお初天神近くの「うなぎや」さんへ。奥さんが結構五月蝿いみたいで、お酒は控えておきますとのことで、私だけ焼酎ロックをぐいぐい。昨日の健康診断でちょっと血圧が高いのにそんなことおかまいなく飲む。ははは。

しかし、この方、実は途中入社で宅建資格ももっているという結構やり手の経理マン。ただ、私の携帯に電話をかけまくってくるので少々・・の時もあるが、母親思いの優しい方である。その反動ですかね、でも嫁姑の問題は永遠に解決しそうにないですな。

しかし、こちらはぐいぐいやっているので結構いい気持ちでお帰りになるのを見送ったあとは、天五の商店街へ。ここで馴染みの寿司屋で鱧の皮を肴に一献。そのあとはスナックでひとりカラオケ。午前様になるまでたったひとりで歌いまくってました。やしきたかじんの「東京」ばかり歌っていたのは何故?
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(水無月六日) 健康診断  

年に一回の会社の健康診断。胸部レントゲン、聴力、身長体重、視力、血圧、触診、心電図、尿検査、血液検査で終了。でもこの一月で採血は3回もしているだけに、痣ができるのではないかとちょっぴり心配する?。しかし、血圧が155-106というのはちょっと変だなあ。たしかに食生活は乱れたけど、110-70まで下がっていた血圧がここまで上がるかなあ。それとも昨日の頭痛は高血圧からくる圧迫であったか。天野茂に続いてプロレスラーの橋本がなくなったが、彼も脳内出血。最近頭にくることが多いので、注意しないと彼らの仲間入りになりかねないなあ。

しかし、体重が前年に比べて10キロ以上減っていたのは満足満足。最近ちょっとリバウンドして87キロ台ですが、それでも98キロが一年前だったわけだからねえ。ひとまわり小さくなって当たり前なのだが、やっぱり血圧だけは気になるなあ。


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