(皐月廿八日) 厨  

東京本社で法人担当者の会議があって、肌寒い東京駅に着いたのは昼前だった。すっかり変わってしまった東京駅の周辺の高層ビルを見上げながら、地下鉄で茅場町に向かう。ここも以前の株屋の看板が並んでいた時代がもう遠い過去のようで、すっかり元気を無くしたようで、雨に煙る町並みは沈んでいた。

時間があったので証券取引所に立寄って、立会場近くの閲覧室で時間を過ごす。持ち物検査など煩雑さからだろうか、ここは静かでなにかするにはとてもいいところなのだ。

5時前までの4時間あまりの会議ということで、長い会議となった。だいたい長い会議をするほどろくな会社はない。終わった後は少しも頭に残らず、ただ疲れだけが身体を支配する。夕方知人と会った後、まっすぐ大阪に帰ろうとしたが、意外に道路が空いていたので、一時間ぐらいだったら大丈夫だろうということで、江戸橋の「厨」へ。

本当に送別会以来の2年ぶりの不意な訪問にも笑顔で迎えてくれた塩田ご夫婦をみると懐かしさでほっとする。短時間ということで些か食べ急いだが、次回はゆっくりと美味しくいただきたいものだ。
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