(水無月壱拾七日) 失敗  

10時済生会中津病院に着く。2階の入院手続を済ませると北棟から看護婦さんが迎えに来てくれる。なんと同性!珍しいことだ。こんな偶然も後ですっかり忘れてしまったのだが。病室は14階で随分と見晴らしがよく、何となくホテルの宿泊といったところか。ところが病室は三人部屋となっていたのだが、退院手続が遅れているため、一旦個室でくつろいでくれとのこと。やっぱり個室はいいですなあ、ははは。

のんびり休んでいると看護婦さんが呼びに来て部屋移動。年配の方が二人いましたが、ベッドの並びが横一列ではなくて縦一列という変わった並びである。洗面台は部屋にあり、トイレはすぐ隣とまずまずのロケーションだった。午後の手術に備えての準備で、いきなり浣腸!?看護婦さんにトイレであれを入れられて、小さな呻き声を立ててしまう。しかし、今日は朝から結構緩くて3分ほど我慢しましたが、あまり効果なし。ようわからん浣腸です、ははは。

それから点滴注射。これが看護婦さんが慣れてないのか、腕のあちこちをぶちぶちとさされること5回、全て失敗。なんか嫌な予感がしてくる。もともと私の場合、肥満だったこともあって血管が細くしかも深いので血管注射は苦労するのだが、今回ほど酷いのはなかったなあ。挙句、二時過ぎに担当医が直接点滴注射をしたのですが、場所が左肘の上というちょっとややこしい所で、これも後で問題になるのだが。。。ようやく病院の地下にある結石粉砕室に行ったのは既に3時前だった。全裸になって仰向けになって下から音波をあてて、その衝撃波で粉砕するという。何故か少量のお湯を患部に入れる。これが全裸になる理由なの?しかし少し狭く、身体を左に傾けて音波をあてることになった。始まった際は、いきなり電気ショックが走ったようで、身体中に緊張感が走る。それからは指パッチンの強烈なやつといった感じで、ちょっとSMっぽいというところか。これが30分続くのだから、結構大変だったし、疲れたあ。

衝撃波を当てて炎症状態になっていることもあって、車椅子で2階のレントゲン室へ。ここで粉砕されたかどうかを確認するわけだ。それも終わり14階の病室に戻っていると、担当医からレントゲン写真を見せられる。全く石が変わっていない!割れなかったのだ、つまり手術は失敗!その場では次の診察を決めたが、部屋に帰ると色々考えることがあった。担当医が私の体が肥満なので音波があたりにくいなどと云っていた。これほど全く変わらないのは事前の説明には全くなかったことで、段々と病院側の説明に対して不満が募ってきた。夜には意味のない点滴をずっとしている意味がないと看護婦にいうと、担当医が電話で話がありますとのこと。担当医は身体面の件は詫びたが、私は事前の説明が十分ではなかったことに対して、かなり文句を云った。それぐらい言わないと気持ちが収まらなかった。割れない可能性については全く説明がなかったし、そもそも手術計画書を終了してから持ってくるなど言語道断ではないか。消灯してもいらいらしてなかなか眠れなかった。
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