(水無月廿九日) 高校野球  

夏の高校野球が週末から甲子園球場で始まる。夕方梅田を通りかかると地下道に体格のいい高校生がうようよ。そういえば今日は組み合わせの抽選日だった。全国の厳しい予選を勝ち抜いてきた49代表校の熱い戦いが始まろうとしている。しかし、日本国中一番酷暑といってもいいこの時期の阪神地区でおこなわれる夏の甲子園は世界から見れば、ちょっとクレイジーな現象と見られるのではないか。

この大会で選手生命を棒にふった若者も多く、夢舞台と見る側は騒ぐが、もう少し冷静な目も必要だ。いつもは正義感をふりまく朝日新聞だが、主催者としては戦時中を思い出すかのようなこの大会をどうみているのだろうか。読売巨人軍の例を見るまでも無く、メディアがスポーツを支配する弊害はあまりにも醜いものだ。スポーツはビジネスとばかり、利用しようとするのはいかがなものか。公共財としてのスポーツを身内の販促に使う時代はもう終わりにしたほうがいい。

そもそも今の高校野球はプロ予備軍といっても過言でないスポーツ校と一般のクラブ活動としての高校野球の差が著しい。したがって白ける試合が多くなっているのも事実だ。87回にもなるのだから、そろそろ小泉首相ではないが、改革すべき時が来ているのではないだろうか。

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