(文月九日 上弦) 郵政翼賛会  

小泉内閣の郵政民営化法案に反対した自民党前議員に対して、小泉の意向を受けた執行部は「刺客」なる対立候補の擁立に躍起である。民営化賛成という選択が選挙民に無くてはならないというのが表向きの正論だが、倒閣運動だと決め付けた小泉の執念も異常である。明後日は終戦記念日だが、戦前の戦争賛成でなければ政党にあらずとされた「大政翼賛会」を想起させる言論統制のようなものだ。まるで、自民党が共産党になったかのようである。

派閥の安部晋三に投票直前まで説得されながら、反対票を投じた城内実に対して、財務省課長の片山さつきを内定したようだ。防衛庁担当の主計官として辣腕をふるったとされているが、基本的な軍事知識も持っておらず、災害復旧に自衛隊は必要ないとする姿勢は、一度大地震で瓦礫の下になった自分を想像することさえ出来ないバカ女が実態なのに、マスコミはミス東大などという過去の遺物だけをことさらに伝えている。まあ、安部も拉致問題で騒ぐだけの人間なのだから、子分も説得できなかった自分の力量を恥じるべきだ。派閥の親分の森が小泉説得に失敗し、解散するのなら派閥の会長を辞任すると明言したのに、そんなことあったかというくらいに厚顔無恥でいまだにその座にとどまっている。

茶番劇だらけの自民党を相手にして、「日本をあきらめない」などと分けのわからないキャッチフレーズを持ち出す民主党も情けない。二大政党がこんな有様だから、宗教政党の公明党になめられるのである。
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