(文月廿四日) 六甲アイランド  

西宮北口にプールに向かう母娘を送っていった後は、次男と一緒に六甲アイランドに向かった。大学は関西でという次男の気持ちを汲んで、この地にある大学を見学しに行ったのである。JR住吉駅から六甲ライナーという無人運転の新交通システムで向かうが、終点のマリンパーク駅に今年オープンした大型プールがあるので、夏休み最後の日曜日を過ごす家族連れやカップルで混雑していた。そんな人の流れとは全く反対方向の海に向かう歩道橋から、その大学は見えた。手前の高校が立派なので、ちょっとこじんまりとしているが、次男は海辺にあるこの大学が好きなようである。残念ながら、今日はオープンキャンパスとはなっていなかったが、アメフト部が暑い中練習をしていたり、学生の姿もちらほら。

周囲を一周してもさほどでないが、カフェテリアはオープンテラスになっているようで、目の前の海に面しており、まるでリゾート地のホテルのようである。反対に北の方を見れば、海の手「六甲」の巨大なマンション群のかなたに、六甲の山々が屏風のようにそびえており、いかにも神戸らしい風景を見せている。関西に憧れをもつ次男には、この風景がなんともいえないようだ。親の都合で広島の島で寂しい高校生活をさせているのかと思うと、父親としてはなんとも情けない想いで一杯だ。行列が続くプールを尻目に西宮に帰るが、再来年の受験にはまた来なきゃなあと励ます。

夕方にはプールから帰ってきた母娘を迎えに行く。大ハシャギの娘もそうだが、愚妻も久しぶりに話が弾んだのだろう、いい笑顔をしている。「パパ、やっぱりこっちがいいわ。」といわれると、立つ瀬が無いが、娘は島の生活が一番らしいし、困ったもんだ、ははは。

夜は手馴れたことで、私が料理をつくるが、そんなに大した物ではなく、単なる肉の炒め物だ。それでも美味しいと云ってくれる次男はいじらしい。こんな楽しい日が二日も続いたので、この週末は本当に時間の経つのが早かった。楽しい時間はあっという間に過ぎていくものだ。
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