(文月廿八日) 残暑  

9月に入ったというのに真夏日どころか、35度近い真夏の陽射しに坊主頭はこたえる。止まらない汗を拭きふき、営業をしていると、いろいろなお客様にあう。冷たいお茶が出るところもあれば、かかってくる電話に全て席を外し、受話器に向かう経理部長もいる。人それぞれだし、別にいちいち気分を害する年齢は過ぎてしまった。

それにしても今日の暑さには参った。最近の体重のリバウンドを気にして、普段より歩くように努めたせいもあるが、久しぶりに脹脛がパンパンに張っている。運動不足を解消するよりも食事制限すればいいのだろうが、最近のストレスに私の胃袋は空腹に満足することが出来ない日々が続いている。

昨年の今頃、手術を受けようとして断念させられた時期が近づいてきた。それから3ヶ月、死に物狂いでダイエットに努めた結果、オペに耐えうる身体になった。あの切羽詰った頃を考えると、今は心の片隅に甘えがあるのだろう。

溶けるような太陽を見ていると、夏の最後の力を振り絞っているように見える。今の私はどれだけ力を出し切っているのだろうか。宙ぶらりんという心の迷いがよけい暑さを感じさせているのかもしれない。
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